ノーベル賞受賞の山中教授はなかなかの政治家だと思う(いい意味で)

2012.10.09 Tuesday 01:03
くっくり


 
 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した京都大学の山中伸弥教授が、今年のノーベル医学・生理学賞を受賞しました。

 おめでとうございます!!(≧▽≦)

 日本が政治も経済も停滞している中、このような明るいニュースがあると本当に勇気づけられますね。

 私は理系のことはさっぱりですが、それでもiPS細胞に関しては素人にも比較的分かりやすいというか、少なくとも物理学賞とか化学賞とかを受賞した研究内容よりは、はるかに頭の中でイメージしやすい気がします(^^ゞ

 実は山中教授は、何年も前からすでにノーベル賞の有力候補と言われてたんですよね。
 昨年も「今年は受賞するんじゃないか」という期待がすごく高まってましたし。

 これまで受賞を逃してきた理由として、研究成果が出てまだ年が浅くて実用化はこれからであること、年齢が若いこと、受賞待ちの「長老」が他に多くいること、倫理の問題、などが言われてましたよね。

 これら諸事情を考えると、メディアが「スピード受賞」と報じるのも、ある意味理解はできます。

 そんなこんなで、山中教授のこともiPS細胞のこともすでに知ってたよ、という人は多いんじゃないでしょうか。
 私もそのひとりです。

 何年か前、まださほど有名ではなかった頃、関西ローカルのニュースだったか特番だったか忘れましたが、とにかくテレビで山中教授がインタビューを受けておられるのを見たのが最初だったと思います。

 見た目がシュッとしていて、いかにも生粋のエリートに見えるけれども、本当は苦労人なんですよね。それにユーモアもあって話が面白い!(さすが関西人(^_^;)。

 そういった山中教授の経歴、人となり、秘話などは、これからテレビの報道・情報番組なんかで延々と紹介されるでしょうから、そちらをご覧下さい。


 そういや、今回はこんな「誤報」もありましたね。

山中教授「まさに日本という国が受賞した賞」(2012年10月8日20時19分  読売新聞)
 ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった京都大の山中伸弥教授は8日夜、同大で記者会見し、「日本という国に支えていただいて、日の丸の教えがなければ、この素晴らしい受賞はなかったと心の底から思った。まさに日本という国が受賞した賞だと感じている」と語った。

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