内向きの内閣改造…拉致問題はまたも置いてけぼり

2012.10.02 Tuesday 04:12
くっくり



【今、私が日本で生活できているのは、まさに、日本政府をはじめとする日本国民みなさんの力の結集のおかげだと思っています。少しでも恩返しが出来ればと思い、様々な活動をしています。帰国できずにいる被害者のみなさんのことを思い、そしてまた、この拉致問題を風化させないため、今年は特に署名活動をはじめとし、国民集会、県民集会、地元での講演活動など積極的に行っています。一人の力は知れたものですが、これがたくさん集まれば大きな力となります。絶対、みなさんは帰って来れます。必ず助けに行くから、諦めることだけはしないでください。
 拉致問題が全面解決するまで、活動は続きます。国民の皆様、これからもご支援、ご協力をよろしくお願いします。】

 全文は「救う会全国協議会ニュース」2012.09.21をご覧下さい。

 長文ですが、曽我さんならではの魅力的な文体で一気に読めます。

 帰国を果たしてもなお苦しみ続けている曽我さん。
 その思いが痛いほど伝わってきます。

 お母様をはじめ拉致された全ての方が帰国を果たすまで、彼女に安息の日は訪れないのです。


 皆さんご存知のとおり、10月1日に野田第三次内閣が発足しました。

 世間的には文部科学大臣に就任した田中真紀子さんに大きな注目が集まっているようです。
 外務大臣時代のゴタゴタが思い起こされますし、無理もないことだとは思います。

 ですが、私が今回の人事で最も納得行かないのは、松原仁拉致担当大臣がその任を解かれたことです。

 (松原さんが外された理由は、もしかしたら野田政権が押し進めている人権救済法案の邪魔になるからでしょうか?)

 私は別に松原さんの支持者でも何でもありません。
 ただ、拉致担当大臣がころころ変わることに納得行かないのです。

 「首相がころころ変わるのはどうか?」とはよく言われますが、「大臣がころころ変わるのはどうか?」は、さほど言われませんよね。

 考えてみれば不思議な話です。
 大臣がころころ変わることで、困る人は内外にたくさんいるはずなのに。


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