尖閣めぐり国連総会で日中が応酬

2012.09.28 Friday 23:30
くっくり



 事実関係をよく知っている私たちから見れば、支那の主張は噴飯物でしかないのですが、国際社会では声の大きい者が勝ってしまいがちです。

 日本政府はこれまで、尖閣諸島に関しては「領土問題は存在しない」ので、領有権の正当性についてことさら国際社会にアピールすることはありませんでした。

 が、事態がここに至り、政府もついに今後は、「領土問題は存在しない」という立場は維持しつつも、国際広報をしっかりやり、積極的に発信するということに方向転換しました。
 この方向転換を私は支持します。

 この期に及んでも「棚上げ」を主張する人たちが日本にも少なからずいるようですが、そうすることが日本にとって利益になるとは思えません。

 棚上げ、つまり先送りするということは、支那に力をつける猶予を与えるということです。
 その間に支那はますます軍事力を高め、国際社会に対しても「尖閣は支那の物」というウソをさらにばらまくでしょう。

 そもそも中国共産党のアイデンティティが「抗日」である限り、また彼らが覇権主義を続ける限り、尖閣問題で(他の多くの問題でも)日本に譲歩してくることは決してありません。

 日本はこれからも、国連の場であろうとどこであろうと、国際社会でちゃんと主張をし、日本の正当性を伝えていかなければなりません。

 同時に、国民に対しても、教育の場を中心に、領土に対する知識とともに領土や主権を守ることの大切さを教えていかなければならないと思います。

 それにしても、支那も韓国も、領土問題と歴史問題をごっちゃにするのはやめてもらえないですかね(T_T)
 向こうにしたら「領土と歴史認識という2つのことで同時に日本を攻めることができて一石二鳥」と思ってるのかもしれませんが、全く論理的ではありません。


 今夜はもう1本エントリーをUPする予定です。安倍さんに関してです。
 仕事の進み具合によったら明日以降になるかも。その時はすみません(^^ゞ


※拙ブログ関連エントリー
10/10/4付:中国が尖閣諸島を日本の領土だと認識していたことを裏付ける史料

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