「アンカー」尖閣問題 中国の真の狙い&人権救済法案 最大の問題点
2012.09.27 Thursday 03:46
くっくり
青山繁晴
「はい。で、これで見ると、もう国有化してるのにそれ撤回しろと要求してるんだから、ずいぶん無茶な話だと」
山本浩之
「強硬ですね」
青山繁晴
「やっぱり中国は、軍事力の強化を背景に、ずいぶん強気で、恐ろしいじゃないかという話にもなりかねないと思います。ね。しかし、あの、本当はですね、いや、しかしの前にですね、その上で、例えば日本の報道ぶり見ると、いや、中国の本音は、その、国有化の撤回じゃなくて、これもうできないと。国有化はもう止まらないと。これ財務省に確認したらもう登記は終わってるそうです。はい。地権者からちゃんと国に登記は移された。それは本来、官報に、僕は示すべきだと思いますが、それは日本政府やってないんですね。野田政権やってない。しかし、そうなってしまってんだから日本の報道ぶりを見れば、中国のこれは本音じゃないでしょうと。ね。例えば棚上げにしてもらったら、いや、本当はいいと思ってるから、というような日本は報道してて、何となく、日本も譲って、元の棚上げに戻せばいいじゃないかっていう論調が、だいぶ報道で増えてると思うんです。それは実はまず1つは、中国は国有化の撤回が、本気なんですよ」
山本浩之
「うーーん」
青山繁晴
「日本はそこまで、そこまでなめられてる。とも言えるし、同時に、中国は恐ろしいんじゃなくて、中国なりに、どうしても、この日本に国有化を撤退してもらわないといけない、中国内部の、中国が本当は苦しんでる理由があるんです。それは何かと言うとこれです」
image[120926-08kenryoku.jpg]
村西利恵
「この一連の動きの背景にあるのは、中国国内の『権力闘争』。情報当局者によると、『胡主席も、習次期主席も、軍頼み』」
青山繁晴
「はい。これ実は、来月、10月に、中国共産党は5年ぶりの党大会開いて、静静粛々と、胡錦濤国家主席から、習近平、新しい主席に移すはずだった。それが、例えば重慶でとんでもない事件が起きたように、かつてなかったような、また新しいタイプの、文化大革命とは違うけれども、もっと陰惨な権力闘争が、起きていて、どちらも、胡錦濤一派も、習近平一派も、軍の力を頼みにして、自分の権力を確立しようとするから、軍に、媚びを売らなきゃいけない。軍としては、実は、東シナ海で強い姿勢に出ることによって、その、国防費ももっと増えるし、国民の支持も集まるっていうことで、だから、胡錦濤さんも習近平さんも揃って、もう軍、中国軍のために、その尖閣諸島問題を一生懸命利用してるっていうのが、実は現実なんです。その1つの証拠がこれです」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (2)
<< 【速報】安倍新総裁誕生!次の安倍政権は、安倍の戦いではなく、心ある全日本人の戦いでなければならぬ。
尖閣めぐり国連総会で日中が応酬 >>
[0] [top]