「アンカー」尖閣問題 中国の真の狙い&人権救済法案 最大の問題点
2012.09.27 Thursday 03:46
くっくり
「あ、そうなんですか…(一同ざわ)」
青山繁晴
「あの、売る先を、ま、あの、与えてもらったっていう意味で、ま、中国と、あえて言うとベッタリだっていうのが、その、台湾での評価になってるわけです。で、今まで台湾の漁船てのは2つの理由で出航できなかったんです、尖閣方面に。1つは、台湾政府が認めないってことと、それからもう1つはカネがなかったわけですね。で、今回、台湾政府が、ま、事実上黙認したっていうこともありますけれども、やっぱり、えー、何よりも資金が出来たからで、それはこの旺旺グループのこの、蔡衍明(サイエンメイ)会長が、日本円で言うと1350万円をポンと出したから、行くことができたんです。しかし、ま、僕なりに、台湾側の、つまり台湾の、旧政府、っていうかその、元の政府高官などに聞いてみると、やっぱり台湾国内では、こういう漁船の活動が英雄視されてることは全くなくて、要は、その、中国と結びつきの強い企業が、中国のご機嫌も取るために、あるいは中国と事実上一体かのようになって、漁船を使ったというのが、台湾での本当のイメージですということなんですね。で、しかしその上でですね、やっぱりまだ謎が残りますよね。つまり、中国の漁船はなぜ動きが取れなくなってて、なぜ台湾なら、その、尖閣諸島の、その、私たちの領海の、これかなり深くまで、入ってこられたのか。そこが実はポイントですね。つまり、中国の出来ないことを台湾にやらせてるっていうことですね、本当は。それが、なぜ台湾には可能なのかというと、それを大きな鳥の眼で見ると、実はこうなんです」
image[120926-04ugokana.jpg]
村西利恵
「中国が台湾漁船を使った理由は、情報当局者によると、『相手が台湾なら、アメリカが動かない』」
青山繁晴
「はい。あの、ま、地図があってもいいんですが、ここに台湾があって、中国大陸あって、台湾あって、ここに尖閣諸島があって、そして沖縄がありますね。これ中国だったら、その、台湾と沖縄の間に、中国が入ってくるわけですね。で、アメリカは、台湾を守る立場をずっと強調してきました、長年。その、中国を国として認めて国交をするようになってからも、つまりニクソン訪中のあとも、台湾は台湾として大事にしてきて、中国がもし万一、台湾を侵攻したら、台湾を必ず防衛する、軍事力も使うと、空母も出すと。中国の、あの新しい空母と違って、アメリカの空母は本当に打撃力ありますから。そういう姿勢で来ましたね。つまり、台湾である限りは、沖縄の目と鼻の先、沖縄の在アメリカ軍の目と鼻の先に現れても、アメリカは、怒らない、あるいは特に動きはしないということがあるので、実は中国としては台湾の漁船なら大丈夫ということで使ったっていうのがカラクリなんですね。で、じゃあ、その逆に中国漁船は、せっかく大船団で出たのに、その、最後の仕上げがなぜ出来ないかと言うと、これは明確な理由が2つあります。はい、出して下さい」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (2)
<< 【速報】安倍新総裁誕生!次の安倍政権は、安倍の戦いではなく、心ある全日本人の戦いでなければならぬ。
尖閣めぐり国連総会で日中が応酬 >>
[0] [top]