「アンカー」朝銀公的資金投入は拉致密約&人権救済法案閣議決定&尖閣反日暴動

2012.09.20 Thursday 02:30
くっくり



山本浩之
「なるほど」

青山繁晴
「日本の金融機関の救済と違ってあまりにもおかしいと、なったんですが、実はその謎は、要するに、拉致問題に関する密約があったからだという、このショッキングな事実なんですね。そして北朝鮮側はこれをどう、外交ルートを通じて日本側に言ってきたかというと、あの約束の1兆3000億とこれは別物だと。ま、これは僕はフェアに申しますが、一理ある話ですね。98年から支払いが始まってるわけだし。だからこの件で言うと、その北朝鮮側も、その当時の日本政府も、両方おかしいと、言わざるを得ませんね。で、そういういわば、この、認識の違いとか、その、国民に明らかにされてない話のまんま、つい最近何が行われたかというと、これですね」

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村西利恵
「8月29日から31日まで日朝政府間協議が行われました。ここで話し合われたのは、敗戦後、旧ソ連軍が北朝鮮に送り込んだ日本人の遺骨の返還について、北朝鮮は日本人2万人の遺骨を保管しています」

青山繁晴
「はい。これはですね、あの、皆さんこのニュース覚えてらっしゃると思いますね。あの、8月の末に、4年ぶりに日朝の政府間協議、つまり、国と国の話し合いが、えー、再開しましたと。で、その時に日本側は拉致問題を議題にしたいと言って、北朝鮮はずっと拒否してたけれども、今回は課長クラスだったから、次に局長クラスに上げてやる時には拉致問題を話し合うことになったんだと、日本の外務省は公表したのに、北朝鮮側は、いや、そんなことは約束してないって否定したっておかしな、ま、ニュースがあったわけですよ。で、本当はこの日朝政府間協議なるもので何を話したかというのを、今回確認したら、拉致問題は話してませんと、はっきりした答えが複数の政府高官から返ってきて、話し合われたのは、日本が戦争に負けたあとに、戦争は終わってるのに、まず中国の東北部にいた日本の方々、それは軍人だけじゃなくて、でも軍人も武装解除してた、もう、いわば手ぶらになってた、あるいはその軍人の奥さんや、そうじゃなくて、その、農民の、開拓農民の方とかその奥さんとか、ま、村西さん見てたら、その、そういう若い奥さんもいたわけですからね、そういう人まで含めて旧ソ連軍が50万以上、その、シベリアに連れて行ってしまった。そのうち、最も傷ついてた、つまり病気してたり怪我してたり、あるいは強姦されて心身共にもう身動きできなくなってたような若い奥さん、そういう人たち、一番弱った人たちを選んで、スターリンが4万人、北朝鮮に送り込んだ。北朝鮮はその一番弱った4万人をさらに、強制労働につかせて、当然、バタバタとたくさんの方が亡くなっていった。正確にいくら、いや、何人亡くなったのかははっきり分からないけれども、当然そこでいわばご遺骨になってしまった。そのご遺骨のうち、北朝鮮が今回の協議で初めて明らかにしたのは、2万人の遺骨なら、名前も分かる状態で保管してるってことを、実は今回初めて明らかにしたと。えー、ということは、例えば、ご遺体とか、ご遺骨もずさんに扱ってきたと、いうことも分かりますね。亡くなった方が2万人のはずはありませんからね。それと同時にこの北朝鮮が保管してたというところの2万人ってのは本当に日本国民なのかどうかも、実は確認のしようがないわけですね。しようがないけれども、これは、その2万人の方々にもちろん、ご遺族がいらっしゃいますから、ご遺族にとってはこれは大事な事ですから、その政府間協議で、日本側はこの話にもちろん応じざるを得ない。そうすると北朝鮮は、はっきり、本音をむき出しにしました。それはこれです」

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