「アンカー」朝銀公的資金投入は拉致密約&人権救済法案閣議決定&尖閣反日暴動
2012.09.20 Thursday 02:30
くっくり
村西利恵
「日本人の遺骨返還の場合、2万人とするとおよそ4億ドル、日本円にすると、312億円です」
青山繁晴
「はい。これ、あの、ま、312億円ってのはたった今のその、1ドル78円の交換レートをベースにしてるんですけども、そういう現在のレートでやるかどうかも分かりませんし、ま、日本はアメリカより弱いと見られて、もっと足下を見られることもあり得ますけど、いずれにせよ、ま、ざっくり言うと、300億円から400億円の、現金を、用意しなきゃいけないっていう風に、これは、財務省の役人じゃないんだけど、財務省にいたこともある人から、僕は言われました。従ってもうその、お金の手当、ま、これは特に、内閣の中に予備費がありますから、それぐらいの余裕ありますけど、もうその準備もしてるってことなんですね」
村西利恵
「準備もしてる…」
青山繁晴
「はい。ところが北朝鮮側は、まだ一言も、この具体的な金額については、その、言ってないそうです。えー、つまり、ずーっとその、こちらの様子をうかがってるんだよねと。で、それは一つは2002年の密約で1兆3000億が入ると思って、その、キムギョンヒっていうですね、その、金正日の一族の女性が、プロジェクトの、その、百貨店開くとか、そのプロジェクトの計画までしてたのにそれ全部パーになったから、その、北朝鮮も疑心暗鬼になっていて、日本が本当にこの、現ナマを払うのかというのを見てると。しかしこの現ナマを払うと、これまた嫌な言葉なんですけども、それをいわば手付け金のように考えるんだろうねと、政府高官は言いました。それは、どういう意味かというと、こうです」
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村西利恵
「政府高官によると、『北朝鮮の要求額を払ったら、年明けにも拉致の話が出てくる可能性がある』」
青山繁晴
「はい。今もう、ぴたっと北朝鮮は拉致のことを話題にしないと。しかしそれは逆に言うと、この、ご遺骨で、つまり拉致問題と関係のない、それでも無残な話ですけれどもね、酷い話でしょ、戦争終わったあとの話なんですから。それでも、それで、日本が実際に現金を払ったら、じゃあ、拉致の件を出したら、もっとカネが出るのかと、いうふうに北朝鮮が考えて、年明けに出してくるんじゃないかと、この拉致の話をですね。どうしてかというとですね、これ年内に、中国も、アメリカも、そして韓国も、全部指導者が替わるんですね、あるいは、あの、選挙やった結果、アメリカは替わらないかもしれないけど。韓国・中国は確実に替わるわけです。そうやって、その、北朝鮮に深い関係がある、敵・味方、両方入れてですね、その、アメリカ・韓国・中国全部替わるんだから、あるいは替わるかもしれない選挙あるんだから、それが落ち着いて年明けに、その、そういう三国の、米中韓の様子も見ながら、拉致問題の話を、その、日朝政府間協議で出してくるんじゃないかと。で、その時にですね、僕は非常に辛かったですけれども、ある高官に聞いたのは、それってね、5人帰った時に1兆3000億の約束があったってことは、それあの、単純計算で言うとね、一人頭、その、2千数百億か、3000億円の、その、値段だっていうことになりますねと。そして、人間なんです、物じゃないんですと、実は、キーワードに書いたことを僕は何度も政府高官に言ってしまって、相手は黙ってるだけでしたが、その、それお金で解決するのかと。本来はこれ国家犯罪だから、その真犯人の金正日総書記は死んでしまったけれども、それで動いた工作員たちがたくさんいて、実は日本が一度捕まえた人もいるわけですから。それカネで払って終わりにしたら、日本は国として終わりで、家族の方々もそんなこと望んでませんよと、いうことは申しましたが、その政府高官はじーっと黙ってて、それはもちろん沈黙の意味は僕も分かりますよ、だって家族の方々はどんどん高齢になられてるから、ですね。しかし、このことはもちろん、カネだけですますわけにいかない。ちょっとご家族の、写真をあえて出していただけますか」
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