北が拉致を認めて10年…横田さんご夫妻の苦悩に胸が痛みます

2012.09.15 Saturday 01:44
くっくり



 民主党の有田芳生参議院議員は、自党の拉致問題への取り組みを、このように厳しく批判しています。

 「一昨年、菅氏が首相になったとき、拉致問題について2人で3時間も話し込んだ。『これからも意見が欲しい』と言われたので、枝野官房長官を通じて計5通の書簡を送ったのだがナシのつぶてだった。
 はっきり言って、民主党には拉致問題への具体的な目標や方針がまったくない。本気で取り組もうという議員もいない。なんでそんなことやるの?という感じだ。
 昨年12月の北朝鮮人権週間では、政府主催のイベントにもかかわらず、最初から最後まで出席した民主党議員は自分一人だけだった」

 菅元首相は、昨年まだ現職だった時、拉致事件容疑者親族の政治団体への献金問題が発覚しました。

 その前の鳩山元首相もそうでしたし、他にも同じような議員が民主党に複数いるのが明らかになりました。

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【拉致事件容疑者親族の政治団体への献金問題の相関図。画像クリックで新規画面で拡大されます。淡交ブログさまに新聞記事のまとめがあります】

 もちろん、自民党政権時代の拉致問題への対応が十分だったとは言いません。
 が、こんな「親北体質」の民主党に任せおけますか?

 次期総選挙で自民党が政権を奪還した暁には、以前の反省・教訓を生かし、解決を目指して今度こそ死力を尽くしてほしいです。

 同時に、この10年間、徐々に拉致問題への関心を失ってきた私たち国民も大いに反省すべきでしょう。

 仮に私たちが、歴代民主党政権や民主党議員に強力に「圧力」をかけ続けていれば、彼らもこのような冷淡な態度でいるわけにもいかなかったでしょうから。

image[120915-07gosokui20th.jpg]

【平成21年(2009年)11月6日、天皇陛下ご即位20年に際して行われた天皇皇后両陛下の記者会見】

 かつて、天皇皇后両陛下が拉致問題に関して発言なさったことがあります。

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