民主・自民の代表選や大阪維新国政進出など最近の政局について
2012.09.08 Saturday 04:42
くっくり
その点に関しては、民主党と大阪維新がだぶって見える人の気持ちは分かります。
政策面でも「維新八策」をざっと見た限り、民主党に比べれば格段にまとまっている(一定の方向が見える)と思います。
もっとも疑問も多々あります。
例えばTPP推進にしても、これまで言われてきた懸案材料(日本の医療制度への影響とかISD条項とか)を検討した節は見えません。
それでも、保守派の中のTPP賛成派がよく言ってる「対中国包囲網」という戦略があるならまだしも、そういう話も聞いたことがありません。
それより何より私が気に入らないのは、「憲法9条改正を国民投票で問う」と国民に投げてしまっていることです。
これは私は橋下さんなりの作戦というか、「憲法9条改正」とはっきり言ってしまうと護憲派の有権者から敬遠されるから、こういうふうにしたんじゃないかという気もしています。
が、もしそうだとしたら、それも卑怯な話ですよね。
それに、「どうするか国民に決めてもらう」という姿勢は一見民主的に見えるけれども、微妙な問題をそんなふうに国民に投げ始めたら、党の存在意義って何なの?ってことにもなりかねません。
但し、「憲法改正発議要件(96条)の緩和」というのは良いと思います。
てか、絶対にやるべきでしょう。
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あと、私が強調したいのは、橋下さん自身は今は国政に関わるべきではないということです。
維新は維新として国政に進出してもらう分には別にかまいませんが、橋下さんにはこのまま大阪市政に集中してほしいです。
だから、党首との兼任もできれば避けてほしいと私は思ってます。
image[120908-04Osaka.jpg]
【画像は大阪市役所】
せっかく公務員改革、教育改革など、大阪が生まれ変わるための改革をハイスピードで進めてきてるのに、ここで「橋下市長」の力が弱まったら、中之島一家(大阪市役所を支配している労組や利権団体)が元気を取り戻して、元の暗黒時代に戻ってしまう可能性が大いにあるからです。
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