民主・自民の代表選や大阪維新国政進出など最近の政局について

2012.09.08 Saturday 04:42
くっくり



 大阪市長と国政政党の党首を兼務するなんて可能なんですか?という批判が出るのも分かります。
 ご本人が言ってるように、やり方を考えれば何とかなるのかもしれませんが、でもこの兼務って下手したら総理大臣以上に忙しくなりませんか?

 私は大阪維新の国政進出にはさほど関心がないのですが、それでも最近のメディアや世論の論調を見ていると、いや、それは違うでしょ!と言いたくなることはいくつかあります。

 例えば、「大阪維新は民主党のようになるに違いない」という批判について。
 3年前に追い風に乗って政権を取った民主党とだぶって見える人が多いようですね。

 でも大阪ではそういうイメージを持っている人は少ないと思います。
 なぜなら、大阪維新の所属議員の多くが自民党出身だからです(但し、昨年春の統一地方選後は新しい血がたくさん入ってきたようですが)。

 ただ私は、メディアに叩かれている時点ですでにあの時の民主党とは全然違うやんと言いたい。
 だって政権交代前の民主党というのは、産経などごく一部のメディアを除き、今の大阪維新のようにバッシングを受けたりはしてなかったから。

 新聞もテレビもみんなこぞって民主党を持ち上げ、政権交代ムードを作り上げ、国民を煽動しました。
 ネットもネットで、保守を標榜していた人たちの中にも「まぁでも一度民主党にやらせてみたら」って人が多くいたのを私は覚えてます。

 てか、民主党と大阪維新にはもっと根本的な違いがあります。
 それは、政権交代前後に民主党をことさら持ち上げていた勢力を思い出してもらえれば分かります。
 メディアをはじめほとんどがサヨクだったでしょう?

 民主党とは逆に、大阪維新はサヨクからは蛇蝎のように嫌われています。
 それは大阪維新が労組はじめ既存の勢力と対立しているからです。

 また民主党は寄り合い所帯で、とにかく何でもいいから頭数を揃えたい、政権交代のためなら「考え方が違ってもOK!」でしたが、大阪維新はそうではないと思います。
 むしろ民主党の逆で、「考え方さえ合ってればOK!(=考え方が違ってたらダメ!)」ではないですか?

 もちろん、考え方さえ合えば政治の素人でもいいのか?という疑問はあります。

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