「青山繁晴のインサイドSHOCK」米大統領選 現地最新レポート&首相問責可決

2012.08.30 Thursday 00:10
くっくり



中西一清
「はい、はい」

青山繁晴
「例えば日本のジャーナリストで、オバマさんの当選演説を聴いた時に、思わず、オバマは神の子ですと、何度も日本のテレビで叫んでいた方も、いらっしゃいました。当時は確かにそういう雰囲気だったんですね」

中西一清
「はい」

青山繁晴
「但し正直僕は、それには懐疑的でしたけれども、その懐疑的な空気っていうのは、いち日本の民間人の僕の、今、そういう話じゃなくて、もうアメリカ中に広がっていて、いったい4年間、何だったのかと」

中西一清
「何をしたのかっていう評価が、できないみたいですね、アメリカの方もね」

青山繁晴
「ええ。これは本当は例えば、いちおうは医療保険の改革をやったりですね、あるいは、女性の地位向上に取り組んだりってことはあるんですが、それはいずれも、アメリカの危機を救うんじゃなくて、アメリカの危機を深めるんじゃないかっていう懐疑論が多いわけです。それはどうしてかというと、何よりも、失業率が非常に高い、8%を超えてしまって、ずっとそこにとどまってしまってるから、要は、オバマさんを支える黒人の方々、黒人の有権者が新しい仕事が見つからないんですね。で、従って今、ロムニーさんが善戦してるというよりは、現職大統領が沈んでるわけです」

中西一清
「うーん」

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青山繁晴
「で、11月6日の、大統領選挙の本番では、おそらく、今のままですと世論調査の結果とは関係なく、結局はオバマさんが勝つんじゃないかと思いますが、私たち日本国民が、あるいは日本の企業とかあるいは日本政府も含めて注目すべきことは、もちろん、ひとつにはオバマさんの今の政治があと4年間続くんじゃないかということが、目の前にありますけれども、それよりも、オバマさんもロムニーさんも両方弱いと、いう現実、さらに、一部の世論調査では現職大統領より優位に立ってるロムニーさんが、その、彼の出身母体からして人気がないっていうだけじゃなくて、僕は一番ショック受けるのは、アメリカに来て改めてショック受けるのは、ロムニーさん今、全国大会、共和党の大会やってるから、ここでロムニー大統領になったら何をするかってことが、バーンと打ち出されるはずですね」

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