慰安婦問題まとめ2012
2012.08.27 Monday 21:42
くっくり
★2005年8月3日付産経新聞より石原信雄氏の発言。
「われわれは、いかなる意味でも、日本政府の指揮命令の下に強制したということを認めたわけではない」
「訴訟している人たちは、すべてが強制だと主張しているわけだから、それを認めたことになるかもしれない。そういうリスクは当然、あの談話にはある。それは覚悟した」
「韓国側が慰安婦はすべて強制だとか、日本政府が政府として強制したことを認めたとか、誇大に宣伝して使われるのは、あまりにひどい。韓国政府関係者の言い分は、(当時と)ぜんぜん違った形になっている」
「批判はいろいろあるだろう。ただ、それが、どう利用されるかは、当時、議論していない」
ちなみに2007年、安倍晋三内閣は「政府が発見した資料の中にはいわゆる強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった」とする答弁書を閣議決定しています。
ところで、河野談話の中で一番の問題と言われているのが、「官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった」という箇所ですが、西岡力氏があとで外務省に聞いたところ、こういうことだったそうです。
「インドネシアでオランダ人捕虜を数週間、売春させたことがあり、陸軍が察知して止めさせて処分し、担当者は戦後、BC級戦犯として死刑にまでなっている。いわゆる狭い意味の戦争犯罪で、どこの軍隊にもあることです。そのことを書いたんだと外務省は言うんです。
しかし、河野談話の文章中にそんなことは書いていない。通常は、関与と言えば強制連行をしたと言われてしまう。内向きには官憲の強制連行は認めていない、インドネシアの件だけだと言っておきながら、外向きには違うという玉虫色の文章を出してしまったのが河野談話です」
さて、河野談話が発表されたことで力を得た国内の左派学者らは、中学校歴史教科書に慰安婦の強制連行を書きました。
それにより、これに反対する学者や知識人、国民が結集して大きな論争となりました。
安倍晋三氏や中川昭一氏など多くの良識的保守の政治家も、強制連行はなかったという論陣に加わりました。
1997年に放送された慰安婦問題をテーマにした「朝まで生テレビ」では、西岡力氏が、慰安婦性奴隷説を展開していた吉見義明中央大学教授に、「朝鮮半島において権力による慰安婦強制連行があったことは証明されているか」と質問しました。
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