竹島侵入・陛下侮辱・親書返送…李大統領はあといくつ線を越えるの?

2012.08.25 Saturday 01:21
くっくり



 というのも、昨年12月の日韓首脳会談で、慰安婦問題を持ち出してきた李大統領に対し、野田首相はこう述べているからです。

 「わが国の法的立場は決着済みということを、まず申し上げた。一方で、人道的な見地から、これまでもさまざまな努力をしてきたし、これからも知恵を絞っていこうと話した」(会談後に野田首相本人が記者団に述べた内容)

 そりゃあーた、こんなこと言われたら、向こうは都合良く「まだ交渉の余地あり」って解釈しますよ。

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【画像は首相官邸サイトより。2011年12月18日の日韓首脳会談】

 話を親書返送に戻すと、産経新聞ソウル支局長・黒田勝弘さんの解説(産経新聞2012.8.23 18:34)によれば、実は韓国(朝鮮)は李朝時代に同じようなことを何度かやっているそうです。

 例えば明治初期には、日本が新政府発足を伝えるため朝鮮朝廷に国書を送りましたが、その中に「皇」の文字があったため、「王の国が皇を使うとは何だ、無礼だ」と突き返されたそうです。

 ちなみに韓国では今もマスコミも含め一般的には「天皇」を嫌って「日王」と呼んでいます。これは世界で韓国だけだそうです。

 韓国政府は公式には「天皇」としていますが、李大統領は今回、天皇陛下謝罪要求の発言では「日王」と言っています。

 このことは、日本のメディアではほとんど報道されてませんね。
 特にテレビでは、天皇陛下謝罪要求発言が何度も何度も放送されていますが、翻訳字幕はどの局も「日王(天皇)」ではなく「天皇」です。

 あ、そうそう、「日王」呼称に関しては、拙ブログで最近こんなエントリーをUPしてますので未読の方はどうぞ。
 黒田勝弘さんの記事の起こしです。

12/5/14付:『天皇』を『日王』と呼ぶ韓国メディア「諸君!」06年4月号

 UPしたのは今年5月ですが、元ネタは盧武鉉政権時代の2006年です。

 中国の「主席」や台湾の「総統」は相手の呼称を尊重しそのまま使っているのに、日本だけ「日王」とはこれいかに!(-.-#)

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