「アンカー」尖閣・竹島・北方領土…コロンブスの卵!私たちにできること

2012.08.23 Thursday 02:04
くっくり



山本浩之
「そんな野望って実現できるんですか。軍の一部を使ってっていうのは」

青山繁晴
「うん、いや、実現できるとは僕も思えないけれども、しかし、逆に、今ヤマヒロさんがおっしゃったのは大事なことで、これ普通ならできないけど、軍の力を使ったらできると」

一同
「ああー…」

青山繁晴
「つまりそれどういうことかというと、軍は実はけっこう世襲の将軍が多いんですよ。あの、毛沢東さんも政治的には世襲しないって言いながら、その、一族血縁は軍ではすごく出世してるわけですね。そして軍は、この、政権が変わったあとも胡錦濤さんが、影響力は持ちそうだってことをかなり嫌がってる説があるんです。胡錦濤さんは世襲じゃありませんから。だから、その世襲の力をもっと強くするために、その、軍が動いたら、ヤマヒロさんがおっしゃった通り、できるはずのないことができるんじゃないかって雰囲気があったから、薄熙来さんがそういうことを動いて、そして軍が関与してたとか、あるいはお金もものすごく裏で動いたってこと全部封じるために、この形だけの死刑判決にして、その取引が成立してるから、この谷開来被告は、ゆったりしてたというのがどうも真実じゃないかって言われてるわけですね。これは、どういう意味があるかというと、一番深い意味は、一番大事な意味は、これです」

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村西利恵
「報じられない中国指導部の深層。秋の共産党大会で、次期指導体制を決める中国指導部は、すべて、軍の顔色をうかがっていると」

青山繁晴
「ええ、これはね、もう一回言いますがさっきのヤマヒロさんの疑問は正しい疑問でね、つまり、普通だったら軍の一部がそこに関与してたならば軍の粛清が行われて、人民解放軍の中もガタガタになるはずでしょ?(一同同意)それがそうじゃなくて、力を持ってるといわれる、つまり、この10年で、この中国を大国にのし上げた胡錦濤さんも、そして次の国家主席に決まってるはずの人も、そして、さっきの薄熙来さんのようないわばトリックスターのような、つまり、変わった人も、みんな実は軍の顔色だけをうかがってるってことなんですよ。だから、尖閣諸島で何が起きかねないかというと、そもそも、尖閣諸島は下に資源があるから中国が急に、1971年から突如として自分のものだと言い出したんですね(一同同意)。海の資源開発というのは、実は、中国においては軍部の仕事なんです。これ世界の常識なんです、中国だけじゃない。日本の自衛隊のように、エネルギー・資源と全く関係持たせてもらえないっていうのは、むしろ変わった国なんですね。ということは、軍は、自分たちの力をもっと強めるために、尖閣諸島に、あの、力をもっと出そうと思うし、同時に、軍の一部にはいわばガン細胞があって、そこがクーデターやろうとしたってことを、今後も押さえ込むためには、軍の力をもっと上げなきゃいけないってことになるわけですね。だから、このさっきの話になるんですよ。もう一回出して下さい」

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