【終戦の日2012】外国人から見た日本と日本人(35)

2012.08.14 Tuesday 02:54
くっくり



 アジアの諸国民はなぜ、日本が自由になることを切望しているのか。それは、アジア諸国民と日本との長きにわたる結びつきのゆえであり、また、列強の植民地として従属的地位にあったアジア諸国民が、日本に対して抱いている深い尊敬のゆえである。

 往時、アジア諸民族の中で、日本のみが強力かつ自由であって、アジア諸民族は日本を守護者かつ友邦として、仰ぎ見た。私は前大戦中のいろいろな出来事を思い出せるが、当時、アジア共栄のスローガンは、従属諸民族に強く訴えるものがあり、ビルマ、インド、インドネシアの指導者たちの中には、最愛の祖国が解放されることを希望して、日本に協力した者がいたのである。

○鄭春河=1920年(大正9年)台南生まれ。日本名「上杉重雄」。台湾に志願制度が布かれた1942年(昭和17年)血書歎願し陸軍特別志願兵としてチモールに従軍。1993年(平成5年)小冊子「嗚呼大東亜戦争」を自費制作し日本の関係各者に配り、戦後日本人に覚醒を促した。2005年没。
「大東亜戦争聖戦論」より

 私は生を日本に享けて僅か二十六年の日本人なれど、あくまで祖国を愛します。
 特に自虐的罪悪感をもつ同胞に先づその反省を促したい。
 願わくば、一時も早く目覚めて大義名分を明らかにし、民族の誇りにかけて速やかに戦前の日本人——真の日本国民に戻って下さい。

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 産経新聞8月6日付「正論」は、作家の曾野綾子さんでした。
 タイトルは【日本に生まれて私は幸運だった】。

 「我が家では、毎年8月15日の早朝、夫婦で靖国神社に参拝する。靖国に参るのは、軍国主義だなどという人は、全く当時の人間の心を知らない人だ」で始まるその論説は、戦後生まれの私の目を新たに開かせてくれるものでした。

 曾野さんのある知人は、学徒動員で軍務に就いた人ですが、都心に出るたび、必ず靖国神社に立ち寄って来るそうです。

 「僕が生き残って、友達が死んでしまったということに、負い目がありますからね。せめてあそこに寄って、数分間、戦死した友達と喋ってくるんですよ」

 戦争の酷さを知って靖国に参る人たちが、ほんとうに筋金入りで戦争を嫌っているのであると、曾野さんはおっしゃいます。

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