2012.08.14 Tuesday 02:54
くっくり
歴史は現在を映すもっとも重要な鏡であり、発展のための未来指向の科目であるのに、権力者たちの都合に合わせ、勝手に歪曲するのは、不幸を招くことになる。
「親日派のための弁明2」より
第二次世界大戦で大日本帝国は公式に「敗戦国」となった。明治維新以来、血と汗を流して開拓した多くの領土を戦勝国に強奪され、日本列島(内地)までも主権を喪失して米国の支配を受けることになった。「日本帝国が戦争に負けた」ことは客観的な事実であり、日本人であれアメリカ人であれ、この事実自体に異議を唱える人はいないだろうが、「日本帝国は戦争犯罪国である」という戦勝国の主張には議論の余地が多いといえる。これは客観的な事実とはいえず、戦勝国の一方的な主張である。いつの日か、日本が自主憲法をもつ普通の国家になれば、この問題に関しても公式に論議を開くことになるだろう。
1952年に再び独立して主権は取り戻したものの、「マッカーサー憲法」の支配を受けている限り、日本はどこからみてもまったく独立国とはいえず、相変わらず戦争犯罪国扱いされている。一体全体、「領土が攻撃されても抵抗してはならない」などという憲法をもった国が、どうして主権をもった独立国だといえよう。
日本軍も全員が神でない以上、第二次世界大戦で人権蹂躙や強姦、窃盗、民間人殺害など「戦争犯罪」に分類されるような小さな過ちは犯しただろう。だが、こうした参戦軍人の犯罪行為はどの戦争にもつきもので、いったん戦争を始めた以上、この軍人犯罪を避けられる国家は今までもなかったし今後も存在しないだろう。その点では米軍や英国軍、ソ連軍も同じである。
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