子供たちに教えたい森川清治郎と広枝音右衛門
2012.07.30 Monday 19:22
くっくり
【20世紀の前半に至るまで、人類の理想の一つが夜警国家の建設だった。
たとえば台湾では、日本統治の時代に入って警察制度が設置され、社会を支配してきた匪賊などの武装諸勢力は一掃された。
警察が民衆の守り神になってから、近代社会が成立したのである。
一方、日本以外の東アジア諸国における警察とは、民衆にとって治安維持どころか、ヤクザ以上に始末の悪いゆすりたかりの張本人であることが多い。
台湾にとって、かつての日本人警察は民衆の守り神であり、今でも寺廟に祀られ神になっている。
この事実を見逃してはならない。
現在の日本でも、警察官は「お巡りさん」と呼ばれている。
「お父さん」「お母さん」のような敬意や愛情のこもった呼び名といえるだろう。】
また、黄文雄さんは、デイビッド・H・ベイリー(1933年〜。警察活動の国際比較研究で知られるアメリカ人)の、こんな言葉も紹介しています。
「日本の警察官は単なる法執行者ではない。かれらは法の背後にある道徳の先生でもある」
「かれらは『日本魂』を吹きこまれた新しいサムライたちである」
残念ながら近年、日本の警察では不祥事がたびたび発生していますが、他国に比べれば質はまだまだ高いし、治安も良いと言えるのではないでしょうか。
もちろん、日本の治安が良いのは警察が優秀だからというだけではありません。
日本人特有の遵法精神や、倫理観なども大きく影響していますよね。
東日本大震災で目立った略奪行為が起きず、世界の人々を驚嘆させたことは記憶に新しいところです。
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さて、今日7月30日は、明治天皇が崩御されてちょうど100年にあたります。
明治天皇を偲ぶことはもちろん、明治という時代が日本にもたらした意味などを考えた方も多かったのではないでしょうか。
皇居の皇霊殿と明治天皇陵の伏見桃山陵(京都市伏見区)では、「明治天皇百年式年祭の儀」が行われました。
宮内庁は今回、伏見桃山陵で営まれた命日祭「式年祭」の「山陵に奉幣の儀」について共同通信に取材と撮影を許可。
天皇陵での祭祀の実態はよく知られていないが、儀式の詳細が明らかになった…とのことです(共同通信2012/07/30 12:03)。
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