子供たちに教えたい森川清治郎と広枝音右衛門
2012.07.30 Monday 19:22
くっくり
……それから約20年の歳月が流れました。
1923年2月5日、副瀬村の隣村で脳炎が発生します。
2月7日夜、副瀬村のある村民の夢枕に、警官の制服に身をまとい制帽をかぶった森川巡査が現れました。
手には提灯を灯し、家の玄関に立って、「全村の衛生と各家庭の飲食衛生に注意するように。そうすれば村は平穏無事になるだろう」と告げて消え去ったそうです。
この村民はすぐに全村にこのことを伝え、副瀬村は脳炎の被害を防ぐことができました。
村民たちは、自分たちの親や祖父母に心から尽くしてくれた森川巡査が、死後も自分たちを護ってくれていることに心から感謝しました。
そして、直ちに協議して森川巡査のご神体を作ることにしたのです。
村民の夢枕に立った姿と同じ警官の制服、制帽姿で帯剣した威厳のある座像です。
image[120730-03mori.jpg]
その後、これを知った森川巡査の息子ら親族により、二体の副像が寄贈されました。
「義愛公伝」は台湾各地域にも広がりを見せ、現在、新北市新荘北巡聖安宮には「義愛公」の分霊も祀られているとのことです。
死後100年以上経った今でも、副瀬村では代々「義愛公」の遺徳が語り継がれており、富安宮に行けば、まるで本人に会ったことがあるかのように遺徳を語ってくれる人であふれているそうです。
※森川清治郎巡査について参考にさせていただいたサイトです。
・LinkBizTAIWAN>日台絆のバトンリレー:第11回 義と愛に生き続ける日本人巡査(渡邊崇之氏)
・愛国心を育てる名言>台湾で神様になった日本人(1)
・大同高商郭長成老師網頁作品集>東石富安宮(画像ソース)
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台湾で神として祀られているもう1人のお巡りさん。
image[120730-04hiro.jpg]
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