「アンカー」天安門事件元リーダー王丹とチベット・ウイグル・尖閣を語る
2012.07.19 Thursday 00:32
くっくり
山本浩之
「うーん」
青山繁晴
「というのは、その、東京都がやると、石原都知事の今までの言動からすると、実際に買うだけじゃなくて、例えば、その、港をつくろうとしたり、その、実際に使うこと始めるんじゃないか。しかも自治体が相手だから、中国は正式な外交の相手じゃないんで、やりようがない。しかし野田首相と、日本の残念ながら政府が相手だと、これは、やりやすいから、ね、で、その上で、中国の圧迫をしてみせると。東京都が相手だと、圧迫したら、逆に、東京都は逆襲してくるけど、野田総理だったら逆襲されないと思って、実はやってるわけですね。そして、その上で、実は中国側からは、別な動きもあります。はい、出して下さい」
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山本悠美子
「今月13日の人民日報コラムによると、『挑発が度を越せば、釣魚島問題を制御できなくなる。日本の政治家たちはその覚悟があるのか』。また、現役軍高官のラジオインタビューによると、『議論を始めなければならないのは、沖縄の帰属問題。沖縄は、独立国家として中国の属国だった』」
青山繁晴
「はい。これを見た、あの、普通の日本国民はもうこれだけでこのへん(頭)が噴火された方も色々いらっしゃると思うんですが。これ人民日報っていうのは、中国共産党の一番大事な機関紙です。それが、日本の政治家たちはその覚悟があるのかって、その覚悟って何のことかというと、これは、軍事衝突になった時に、あの、おまえら立ち向かえるのかってことを実は挑発してるわけですよね、本当は。挑発挑発って日本側は言ってるけど本当は日本の政治家舐めきってこう言ってるわけです。で、さらにこの現役の軍の高官がラジオインタビューで言ってる、その、そもそも、彼は、沖縄じゃなくて琉球なんだと。えー、琉球というのは本当は日本じゃなくて、ひとつの国として、しかも中国の事実上の属国だったと。だから実は尖閣諸島だけじゃなくて沖縄本島も自分のものだってこと言ってるわけです。これ実は僕は、8年9年前から、北京で会った中国海軍の当時の大佐が、例えば沖縄の首里城は、こうやって柔らかいウェーブの、えー、曲線の石垣だと。青山さん、あなたのお家は姫路藩ですねと。向こうは調べてて言うわけです。姫路藩の石垣は尖ってると。これ日本の文化だけど沖縄の首里城は、これは中国の明の文化だと。だから沖縄は自分たちのものだってこと言っていて、それ、もう9年近く前なんですが、そのことをとうとうむき出しにし始めたわけですね。で、こういうことはバラバラに見えて全部つながってて、実は日本の情報当局はこういう分析をしてます。狙いは一つだと」
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