昭和21年7月南京・元日本兵の証言&米国高校副読本「虐殺40万人」

2012.07.07 Saturday 02:27
くっくり


 彼女が公式行事のなかの食事会で、私に近づいてきてこう言うんです。
 「日本人は中国で、中国人にひどいことをしたんですね」
 僕は驚いて、「なんでそんなことわかるの?」と聞くと高校の教科書に書いてあったという。しかも「40万人を殺した」と。ただちにその教科書も取り寄せました。

藤岡
 「Traditions & Encounters」(伝統と出会い)というタイトルの本です。副題に「A Global Perspective on tha Past」(過去についてのグローバルな視点)とある。

河村
 正確に言うと、教科書ではなく副読本、日本で言う参考書で、APクラスという高校のグレードの高いクラスで使われているものだとわかりました。向こうのミスコンは顔だけでなく、知性もないと駄目なんですわ(笑)。
 そこには驚愕すべきことが書かれていました。少し長いですが、引用しますと--。

 「中国は、民間人に対する残忍な戦争行為と抑圧的な占領という、第二次世界大戦の恐怖を真っ先に体験した国になりました。中国侵略中、日本軍の戦争行為は、それまで考えられなかったほどの数の大量殺戮と苦しみをもたらしました。中国の民間人は、国内中央部に対する爆撃を世界ではじめて経験しました。中国の抵抗を弱めようと、日本の爆撃機が上海市を攻撃した時、数万人の市民が死亡しました。
 南京市民は、戦争の激情と人種的優越感に煽られた日本軍の犠牲となり、南京大虐殺として知られる出来事は、戦争の恐怖を実証しました。2カ月にわたって日本兵は7000人の女性をレイプし、数十万人の非武装の兵士や民間人を殺害し、南京市内の住宅の3分の1を焼き払いました。日本兵の銃剣の練習台にされたり、機関銃で撃たれて穴に落とされるなどして、40万人の中国人が命を落としました」(P.1034)

 いわゆる南京事件の死者の数は、これまでは30万人が一番大きな数字でしたが、それを超える40万人なんてはじめて見ました。アメリカではこんなデタラメを学校で教えていて、ミス二世が公式行事でわざわざ僕に言う。これは僕の勝手な推測ですが、彼女は「私のお母さんの祖国が本当にこんなことをやったのか」という思いから口にしたのだと思います。


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