「アンカー」政局混乱日本政治が不在の間に狙われる領土と資源

2012.07.05 Thursday 02:21
くっくり


山本浩之
「ま、日本の政治が機能していないことを見透かしたかのような、メドベージェフ首相の北方領土訪問です。えー、最初のキーワードは、『外交じゃない!』、とおっしゃる青山さん。その真意は何なんでしょうか。さっそくお願いします」

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青山繁晴
「はい。皆さん、まず、いわば今日のコーナーのこの表紙、見ていただくと、今ヤマヒロさんもおっしゃった通り、政治不在で、日本が狙われてると。それは領土であると同時に、実は資源であると。日本の自前の資源が狙われてるというのが、たった今現在の、一番大事なことなんですね。で、それを考えるために、今起きいることを、まず、もう一度見てみましょう。どうぞ」

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村西利恵
「お伝えしていますように、きのうロシアのメドベージェフ首相が、北方領土に再上陸しました」

青山繁晴
「はい。で、えー、このメドベージェフさんは、今は首相ですけれども、もうご記憶の方多いと思いますけど、この間まで大統領だったわけですね。何と、プーチンさんは何とメドベージェフさんを使って、しばらく自分は首相に降りて、また大統領に復帰して、入れ替わって、メドベージェフさんが首相になるという、そこまで独裁を続けたいのかっていう、話ですが。そのメドベージェフさんが大統領の時代に、2010年の11月に、初めて、この私たちの国後島に足を踏み入れまして、その時も、大変ショックを受けたわけですね、日本政府は。で、その時のメディアの報道振りっていうのは、メドベージェフさんは、やっぱり首相に戻りたくない、大統領続けたいから、プーチンすら、プーチンさんすらできなかったことをやって、その、大統領選挙を有利に運ぼうとしてるんだっていう解説がありましたが、それは実は間違いです。本当は、そんな程度の話じゃなくて、その時から日本の、領土だけじゃなくて、実は資源を狙っていたわけです。えー、しかし、今回、報道はまたしても、いわば、こう、柔らかく報道してて、柔らかくっていうか、もっとはっきり言うと、曖昧に報道してて、要するに、今後の北方領土交渉を有利に進めたいから強い姿勢に出たんじゃないかという、もう、いつも聞いてきたような話を書いてですね。で、その上で、今回の報道振りがそうなったのは、まぁもうひとつはっきりした、原因はあることはあるんです。それはこれです」

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