【拡散】ブータン「ワンデュ・ポダン・ゾン」火災に寄附(お見舞金)を

2012.06.29 Friday 01:28
くっくり


 残念ながら建物の大部分が焼失してしまったそうです。
 建立は1638年で、3月に世界遺産としての登録を申請したばかりだったとのことです。

 出火の報を受けてワンチュク国王ご夫妻、そして父君のワンチュク国王4世も人心を支えるために現地に急行され、消火作業を見守られたそうです。

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【画像は「ブータンの旅案内」様より】

 この寺院はちょうど修復工事中だったそうで、6月の時点で約40%の修復が完了していました。

 出火原因は現在調査中ですが、電気系統のショートが原因との見方が強まっているようです。建物は95%が木造で、がけに面した三方からは近付けない構造だったため、消火作業が難航したそうです。

 寺院は地元自治体の庁舎としても使われていましたが、24日は休日で僧侶の住居も別の場所にあったため、幸い、死者や行方不明者は出ませんでした。

 ただ、建物内にあった最も神聖な仏具・遺物が納められた箱がかろうじて持ち出された以外は、大事な経典や国勢調査の書類など全てが失われてしまったそうです。

 ワンチュク国王ご夫妻、そしてブータン国民の皆様、どんなにかお嘆きのことでしょう。
 心よりお見舞い申し上げます。

 ティンレイ首相は26日、国民向けのメッセージで「ワンデュ・ポダン・ゾンは再建する」と宣言したそうですが、内相は「ブータンは小国であり、我々の歳入で同じ建造物を再建するのは現時点では極めて難しい」と話しているそうです。

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【画像はYuko-Travel.Ruより焼失前の「ワンデュ・ポダン・ゾン」】

 私はニュースを知って居ても立ってもいられなくなり、在東京ブータン王国名誉総領事館にメールでこのような問い合わせをしてみました。

 「昨年、ワンチュク国王陛下ご夫妻が来日され、東日本大震災に打ちひしがれた日本国民をお励ましいただきました。その時の恩返しをしたいと感じている日本国民がたくさんいます。私もその一人です。日本国民から寄附を募る計画はございませんか?」

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