いま私が気になるのは小沢一郎さんより石原慎太郎さん
2012.06.25 Monday 00:44
くっくり
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消費増税法案(消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案)の26日の衆院採決に向け、民主党の分裂騒動もいよいよ佳境ですね。
この土日、賛成派と反対派がそれぞれの切り崩しに奔走したようです。
でも、小沢さんらが造反しようが離党しようが新党を立ち上げようが、民自公の三党合意がなされた以上、数の論理で法案の衆院通過はもう確実なんですよね(T^T)
だから今の騒ぎは民主党の内部抗争にすぎず、国民にとっては何の関係もない……、とも、実は言えないようなんですね。
というのも、54人以上が離党したら、つまり野党に回ってしまったら、与党は過半数割れとなり、他の重要法案が通らない可能性が一気に高まるからです。
そして野田政権にとって最悪のシナリオは、消費増税法案が参院で採決される前に小沢さんらが内閣不信任案を提出し、それが可決された場合です。
憲法の定めによって、野田さんは衆院解散に踏み切るか、内閣総辞職するかの二者択一を迫られることになります。
もっとも内閣不信任案が出された場合、ある意味で野田さんより困るのは自民党と公明党です。
賛成したら「三党合意は何だったの?」となるし、反対したら「早期解散を主張してたのは何だったの?」となって、どちらにしても世論の批判は避けられません。
まぁでも、そこまで事態は行かないだろうというのが大方の見方のようです。
民主党執行部は過半数割れを避けるため造反者には甘い処分で済ませるだろうし、そもそも小沢さんに従って離党する覚悟のある人は54人もいないだろうと。
確かにこのタイミングで小沢さんについて行って新党を立ち上げたとしても、世論の支持が得られるかどうか大いに疑問ですよね。
(小沢チルドレン、すなわち一年生議員は、このまま民主党の看板で次の選挙をやっても勝ち目がないので、一か八かって気持ちがあるのかもしれませんが)
↓6月22日放送の「アンカー」で森田実さんが言ってたこと(要旨)。
「民主党の主流派はめちゃくちゃ強引に事を進めて、反主流派(小沢さんら)は誇りを傷つけられたと思ってる。彼らは政権交代後、ほとんどの期間、日が当たらなく、虐げられてきた。その恨みと怒りは尋常ではない。主流派が彼らをバカにしすぎた、その報いを受ける可能性がある。造反する側は、勝てなくても相打ちでもいいと思ってる」
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