「アンカー」経産省の試掘発表はメタンハイドレート調査妨害?しかし自治体からは新たな連携も!
2012.06.21 Thursday 03:01
くっくり
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村西利恵
「ナゾ2つ目。油田・ガス田発見のいきさつはというと、2003年にこの海域で試掘した際に、少量の石油やガスの産出が確認されたということでした」
青山繁晴
「はい。これは経済産業省の一昨日の発表なんですよ。2003年に、そもそもここで試掘したら、その時はちょっとだけだけども石油やガスがまず見つかったんですよ。この発表文を見て、僕たちは呆れたんですよ。それはどうしてかというと、2003年のこの調査っていうのは、文字通り、政府系の機関や東京大学が一緒になってやった調査ですが、ほんとは何があったかというと、これがあったんです」
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村西利恵
「実はこのとき思いがけず、メタンハイドレートも発見されていた」
青山繁晴
「はい」
山本浩之
「そうでしょうねぇ」
青山繁晴
「メタンハイドレートも、と言うよりは、メタンハイドレートが、と言った方が良くて、つまりこの海底にですね、その、ピストンコアっていうんですけど、ピストンコアリングっていって、要するにこの、突き刺さって、その、海の底の物が、その筒の中に入ってくるやつ。で、それを甲板に引き上げて輪切りにしたりして中を見るんですが、そうすると、その、ピストンの中に入ってたのは、石油や従来型の天然ガスよりも、メタンハイドレートが、どっさり入ってたんですよ。これ政府びっくりしたわけです、その時は。政府ってその、経産省の役人や、もう一回言いますが癒着した一部、一部ですよ、一部の学者はびっくりしたんですよ。というのは、今までやってきたメタンハイドレートって太平洋側は、砂と一緒に混じり合ってるから、どれがメタンハイドレートか分かんないはずが、日本海はここで刺してみたら、白い塊のメタンハイドレートが出てきたから、これはっきり言うと、まずいってことになったんですよ」
山本浩之
「だ、びっくりですね、僕たちだったら万歳になるんですけどそうじゃなくてびっくり」
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