旧日本軍軍装品から尖閣地図まで!歴史改竄のため史料を買い漁る支那人

2012.06.11 Monday 23:29
くっくり


■「正論」2012年5月号【ひと往来】
 南京事件の“証拠品”とされないために
 神保町軍装店・前川軍装美術店代表 前川裕弘さん(45)


 皇居に近い都心の一角、細い路地に面した、ひっそりとした店内に一歩入ると、戦前にタイムスリップしたような感覚を抱く。そこには、旧日本軍の在名将官から皇族将校、そして無名軍人が所持した軍服、軍帽、軍靴、軍刀、肩章類をはじめ、ありとあらゆる実物の軍装品が、所狭しと展示されているからだ。

 「官給品の褌から皇族方の軍刀まで、ある程度の物なら何でもおまっせ!軍装品の品揃えと在庫数は自分で言うのもなんやケド日本一とちゃいます?他に実物軍装店として実体してる専門店がないさかい」と代表の前川裕弘さん。

 正確に数えたことはないが、ここ「神保町軍装店」だけで約3000点以上、大阪の「前川軍装美術店」にある在庫も合わせるとゆうに5000点は超えるという。中には、「部隊支給品のコンドーム『突撃一番』の未使用品もおまっせ」とか…。

 この「突撃一番」を、通信販売で大量に注文した客がいた。まだ大阪を本拠にしていた6年ほど前の事だ。この客は「突撃一番」のみを相次いで追加注文。不審に思っていると、数ヶ月後、知人だという中国人を連れて来店した。

 「名刺を見て、ピンときましたわ」−。そこに書かれていた勤務先は、中国・南京市にある「侵華日軍南京大屠殺遭難同胞記念館」。すなわち南京大虐殺記念館の幹部らが来日し、前川さんの店を訪れたのだ。

 懇意の新聞記者に連絡して聞くと、この幹部らは数ヶ月間日本に滞在し、東京や大阪、さらに九州の骨董店などをめぐって旧日本軍関係の史料を収集していたという。前川さんの店でも日本兵の私物収納袋や缶入りノミ取り粉など、通常はあまり取引されない小物を購入して帰って行った。

 当時、中国では小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題に対抗し、抗日記念館などの新設・拡張ラッシュが続いていた。しかし、肝心の展示品がない。旧日本軍の兵器は中国国内にもまだ多数あるが、軍服や軍靴など身につけるものは中国軍人や人民が使い古してしまったからだ。まして、小物などは文化大革命の時に生活用品として消耗してしまい、ほとんど残っていない。このため「日本全国の骨董品などで関係資料を買い漁り、それを展示しているのではないか」と懸念する声が、軍装品業者らの間でくすぶっていた。

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