「アンカー」菅前首相の事故調証言の問題点&今も続く福島原子力災害の隠蔽
2012.05.31 Thursday 02:40
くっくり
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青山繁晴
「はい。今、やるべきことは。えー、私は憚りながら、評論家でも、コメンテーターでも実はなくて、実務者のはしくれですから、あくまでその、現場の話、当事者の話に基づいてお話ししたいと思うんですが。ひとつは去年の4月22日に、作業員以外では初めて構内に入った時に、経験したこと、聞いた証言。それから最近に…」
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青山繁晴
「あ、今、映ってますが、当時の、これは海側の所ですね。まだ作業員も入ってなかったとこです、ここは。えー、僕は一緒に作業員と入りましたけれども、作業員にとっても初めてだったんですね。で、そのあと最近フランスに行きました。あの、正直言ってこれは政府にやってもらいたいんですが、政府が行かないので、えー、変な話ですが自腹で行きましたが。その時何でフランスを選んだかというと、今見ていただいた現場が何とか落ち着いてきたのは、その、アメリカとフランスとそして、日本の技術が連携をして、あの、水をぐるぐる回して、それで冷却をしてと、いうシステムができあがってるからですね。これ本当は、最初は保安院とか反対したんですよ。あの、すみません、あの、例えば不肖僕とか、あるいは、異分野の警察庁からそういう提案が出て、当時断ってた保安院が何とか認めて、で、そこにフランス、アメリカも賛成したんで、つまり外、外国が言うと、通るって傾向は確かにあってですね。ということは逆に言うと、フランスは今でも、中身知ってるわけですね。だから、その、本家本元のフランス原子力庁や、フランス電力公社を訪ねていって、当事者と議論をしたんですね。で、そうすると、はっきりするのは、野田総理がおっしゃった冷温停止、構内は安全に停止にして、冷えてるんですっていうのは、国際常識からすると、原子力の世界の国際常識からすると、真っ赤な嘘だってことです。で、フランスでも何度も追及されましたが、なぜ総理がそういうふうに言うのかと。根拠を言ってくれっていうから、僕はそれ反対してるんだけども、あの、非常に困ったわけです。で、その冷温停止が嘘である大きな証拠、実はこれ、実はニュースに出てるんですよ。いつもこの『アンカー』で申してますが、ちっちゃなニュースにこそ、大きなニュースが後ろに隠れていて、なかなか日本のメディアは、これが本当ですって出してくれないけど、よーく私たちが目を見開いてると、ちっちゃいニュースの陰に、大きなことが隠れてます。その典型がこれです」
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