「アンカー」菅前首相の事故調証言の問題点&今も続く福島原子力災害の隠蔽
2012.05.31 Thursday 02:40
くっくり
「そしてこの一番右端に、民間の事故調査委員会ってあって、これあの、ふつう独立調査委員会って言ったりするんですね。確かにその報告書に独立という言葉を強く謳ってるんですけれども、でも残念ながら、僕はこれ、僕もこれ期待したし、それから、メディアではこれ、あの、すごく持ち上げられてます、はっきり言って。ここに書いてあることは、信用していいだろみたいなことが、いわばあんまり根拠なくメディアにあふれてるんですが、しかし残念ながら報告書読むと、例えば地震によって被害があったかなかったについて、違うことがバラバラに書いてあったり、つまりあんまり被害がなかった、すごく被害があったって話が、その、違うところに、別なふうに書いてあったりするんですね。それから、もうひとつあえて申せば、これもともと朝日新聞の主筆だった、船橋洋一さんが、いわば仕掛け人で、報告書にそれ明記されてます。船橋さんはもう朝日新聞辞めましたけれども、しかし、一定の思想的な傾向がやっぱり、もともとの出発点にあったってことは言えると思いますね。で、いや、でもそれは民間だから、これいくつもあっていいと思うんですよ、本当は、民間の調査委員会はですね。で、その上で、やっぱり一番その、国民・有権者として期待、えー、せねばならない、あえて申しますが、しなきゃいけないのがこの国会の事故調査委員会なんですよ。どうしてかというと、私たちの国は法治国家で、民主主義国家ですから、全てのことは法に定められています。国会は国政調査権っていうものが、法律によって担保されてる。つまり強制力を持ってる、唯一の調査委員会なんですよね。だからこれができた時にこの『アンカー』でも、僕は評価したと思いますが、この国会の、私たちが頼みにすべき国会の事故調査委員会で、何が飛び出してきたかというと、非常にショッキングなんですけれども、まず菅さんが実際におっしゃってることを、VTRで見て下さい」
…………………………VTR開始…………………………
(おととい(5月28日)国会原発事故調査委員会)
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菅直人 前首相
「原子力事故にあたって、どのような権限が、総理大臣、あるいは本部長としてあるのかということについて、えー、詳しい説明を、総理になった以降、事故までの間に、聞いたという、そういうことは、私は覚えてる限りはありません」
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