河本準一氏が会見、母親の生活保護費返還へ

2012.05.26 Saturday 02:33
くっくり


 去年の年収は50万ほどしかありませんでした。

 夫は今年に入ってからも派遣の仕事しか見つからない状態だったのですが、先日、ある人材登録会社からの紹介で「見習いを経てゆくゆくは正社員に」という仕事が内定し、ああやっと苦労が報われたね、良かったねと思っていたら、住民票などの必要書類を揃えた段になって、企業側が急に「状況が変わった」と言い出し、その話はポシャってしまいました(T^T)

 夫のような厳しい状況に置かれている人たちは、日本中にたくさんおられると思います。
 サラリーマンといえども、ごく一部の優良企業に勤めている人たちを除けば決して安定などしていないのです。

 さらに言えば、フリーで仕事している人やお店をやっている人などは労働法に守られていない分、もっと厳しいのではないでしょうか。

 私もいちおう事業主で、地元の印刷会社さんから折込チラシ作成などの仕事を請け負っていますが、河本氏同様「来年の仕事の保証もない」状態です。

 それにこの不況で仕事量も単価も大幅に減り、年収は10年前と比べて6割程度にまで落ち込んでいます。
 雇用契約ではなくて業務委託(請負)ですから、先方から「契約打ち切りです」と言われてしまえばそれまでで、もちろん失業手当などももらえません。

 というか、河本氏の言う「芸人で収入が安定しないから」が通用するのなら、彼以外の若手・中堅の芸人の多くもそれに当てはまってしまうのではないでしょうか。
 売れてない芸人の皆さんはどうしてるのかが、ちょっと気になります。

 私は生活保護制度の仕組みはよく知らないのですが、受給者に対しては何年かごとに審査というか適用の見直しがあるはずですよね。

 制度の瑕疵や、また役所の対応にも問題はあるのでしょうが(具体的には支給の必要があるかどうかの調査の限界)、本人も会見で述べていたように、自分の年収が高くなった時点でお母さんの生活保護を打ち切って面倒を見るべきだったのではないでしょうか。

 とにかく「認識が甘かった」の一言ではすまされない問題だと思います。

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