日本の価値観に合わない現行憲法…家族条項を消したのは日本自身

2012.05.06 Sunday 01:00
くっくり



 日本人の価値観に合わない現行憲法が、この65年の間に私たちの足下にがっちりと根を張ってしまい、引き剥がそうとしてもしつこく絡み付いてくる、そんなイメージが浮かんできます。

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 さて、毎年、憲法記念日が近づくと、主要メディアの世論調査で憲法改正にまつわる質問がなされますよね。

 4月28日(土)〜29日(日)に行われたFNNの世論調査でも、それがありました。

 「今の憲法を改正する必要があると思いますか、必要はないと思いますか」という問いに対しては、「必要がある」が57.6%と過半数を超えています。

 改正するとしたらどこを改正すべきなのかを個別に見ると、「自衛隊の位置づけを明文化すべきだと思う」という問いには、「思う」が71.7%と高い数字。
 また、「集団的自衛権を認め、明文化すべきだと思う」についても「思う」が62.1%となっています。

 「有事を含む非常事態で、政府や国民がどのように対応すべきか明記すべきだと思う」も、「思う」が74.5%となっています。
 中国や北朝鮮など周辺国の脅威を、国民が現実的に捉えていることの現れではないでしょうか。

 そして、「憲法改正をめぐる国民投票に実際に投票したいと思う」という問いには、「思う」が81.5%と非常に高い数字になっています。
 憲法改正について、(改正すべきでないという考えの人も含め)かなり関心が集まっているのが分かります。

 最近、いくつかの政党の改憲案が相次いで発表されていますが、そのことも後押しをしているのかもしれません。
 (下の表は産経新聞2012.4.27 23:39より)

image[120505-04kakutoukaiseian.jpg]

 メディアでは、例えば産経新聞社は「国民の憲法」起草委員会というものを立ち上げて、現在、識者による会合が第3回まで開かれています。

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