日本の価値観に合わない現行憲法…家族条項を消したのは日本自身

2012.05.06 Sunday 01:00
くっくり



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 上記会見とは別に、2012年3月22日に櫻井よしこさんの講演がありました。

 現在発売中の「SAPIO」5/9・16号に、その模様を収録したCDが付録として付いています。

image[120505-02sakuraiCD.jpg]

 公益社団法人・鹿沼日光法人会主催の講演会で、題目は「変革を迫られる日本」です。

 ここで櫻井さんは、被災地の瓦礫受け入れ拒否問題や尖閣諸島問題などを話されたあと、現行憲法の問題点について指摘されています。

 ひとつは文化面から見た憲法の問題点。
 すなわち第3章に「責任と義務」がほとんど出てこないこと。

 もうひとつは安全保障面から見た問題点。
 すなわち第9条と前文。

 これらは自由報道協会の会見でも指摘されていますが、3月22日の講演ではさらにもう一点、櫻井さんが力を込めて述べておられたことがあります。

 それは「家族」です。

 そのくだりがこれです(トラック05の7:58〜)。

【また東北で、私たちは、家族の絆の大切さというのを学びました。
どの人もみんな、家族が大事だということを本当に心にしみて、感じましたね。

被災した人たちだけではないですよ。
日本全国、本当に、家族って大事なんだ、お母さんお父さん、おじいちゃんおばあちゃん、そして幼い子供達、親戚の子供達、お友達みんな、大事なんだということが分かりました。

でもこの憲法第三章には、家族の大切さなんて一言も出てこないんですよ。
こんな憲法は世界でも本当に珍しい。

どの国の憲法にも、家族というものは社会の一番の基本の単位で、大事にしなきゃいけないもんだということが、ちゃんと書かれています。

そして我が国はこの長い長い歴史の中で、本当に家族を大事にしてきた国ですよ、そういう民族ですよ。
にもかかわらず、そこには家族の大切さが一言も書かれていない。】

 GHQが作った今の憲法は、日本国の解体だけでなく、家族の解体も狙ったものだということがよく言われます。

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