「アンカー」報道されない北ミサイル失敗の真相と金正恩体制の行方

2012.04.19 Thursday 02:37
くっくり



山本浩之
「でしょうね」

村西利恵
「面白くないってことですよね、内部からすれば」

青山繁晴
「で、そういう状態の中で起きたのが、今回のミサイル失敗だったわけですね。で、すみません、えー、ちょっと予定した順番と違うんですけれども、ミサイル失敗ってのはほんとはどういう意味なのかっていうのを、次に出して下さい」

image[120418-10kawari.jpg]

村西利恵
「ミサイル発射失敗は、軍事的には変わりはない」

青山繁晴
「はい。あの、これあの、前から、いや、先週の『アンカー』でも申しましたけど、軍事的にはですね、2006年、2009年、そして今回2012年って3年ごとに、ミサイルの大掛かりな発射実験やってきたんですが、もともと遠くまで飛ぶ、つまり大陸弾道弾みたいなやつは、北朝鮮は持てても、持つことができても1発か2発ぐらいだから、1発か2発むしろアメリカ、あの、もしもアメリカに撃ち込んだら、それは百倍返し、何千返しになってくるから、もともと、あの、いわば、実質的にはドンガラみたいなもので、見せかけなんですよ。で、一番有効なのは、実はこの日本をターゲットにした、もっと距離の短い中距離弾道弾って言いますけれど、それが北朝鮮の戦力の中心、いわば日本から、日米同盟から見たら脅威の中心は、その中距離弾道弾で、それは2006年の段階ですでにいちおうの完成段階に達してるわけで。今回これで北朝鮮を軍事的に見たらどう変わるかというと、あんまり変わりないわけですよ。ところが、これ北朝鮮自身にとってはもう大打撃で、その、北東アジア全体揺るがすぐらいの大打撃なんですが、それは何かというと、軍事じゃなくてこれなんです」

image[120418-11gaika.jpg]

村西利恵
「ただし、ビジネスに失敗。外貨が入らなくなる」

青山繁晴
「はい。実は北朝鮮が、なぜ飢えた国民をそのままにして、えー、今回で言うと、最低でも700億円を使って、このミサイルばっかりやるかと言うとですね、それが、唯一のビジネスなんですよ。で、今までは、そのビジネスにある程度成功してきて、ま、受け入れた国は否定はしてるけども、国際社会が見てるのは、例えばイランとかパキスタンとか、あるいはシリアとかにミサイルを売って、外貨を稼ぐ。なぜ外貨を稼がなきゃいけないか。外貨ってのは何のことかと言うと、ドルとか、この日本円とかです。というのは北朝鮮のお金は世界で通用しないから、ドルとか日本円を手にしないと、あるいはユーロを手にしないと何も買えない。で、北朝鮮は実は破綻してる国だから、国の中で生産能力が極端に落ちてるから、外国のお金がないと物が買えないんですよ。で、物が買えないっていうのは、国民に還元できないって意味じゃなくて、その、こういう人(正恩)の権力を支える軍人に対して、美味しいおやつを与えられないっていうことになるわけですね。だからその意味から、実は、今まで、こう回転してきたものが、止まったんですよ。今までは、その、ミサイルを売ることによってお金が入って、それ、ま、次のミサイルを作って、こうやって回転してて権力がこう続いてたのに、それが今回止まってしまったわけですよ。さあどうするになった時に、これは、北朝鮮、意外なことをやったんですよね。それがこれです」

[7] << [9] >>
-
trackbacks (2)


<< 東京都が尖閣諸島購入へ!石原都知事の大英断
「とくダネ!」尖閣購入は筋違い?ポピュリズム?共同開発せよ? >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]