麻生さんの「靖国改革」

2006.08.09 Wednesday 02:30
くっくり


麻生太郎オフィシャルサイト>靖国に弥栄(いやさか)あれ 

 『3.現状の問題点』の途中までは「その通り!」とうなづいて読んでたんですが、その後ちょっと引っかかる点が……。以下のくだりです。

3. 現状の問題点
(中略)
(4) 最終的には設置法に基づく特殊法人に
 その後の移行過程には、いったん「財団法人」の形態を取るなどいくつかの方法があり得ます。ここは今後、議論を要する点ですが、最終的には設置法をつくり、それに基づく特殊法人とすることとします。
(中略)
 なお設置法には、組織目的(慰霊対象)、自主性の尊重(次項参照)、寄付行為に対する税制上の特例などを含める必要があるでしょう。
(中略)
(7) 慰霊対象と遊就館
 それではいったい、どういう人々を慰霊対象とすべきなのか。周知のとおり、ここは靖国を現在もっぱら政治化している論点にかかわります。だからこそ、あいまいな決着は望ましくありません。「靖国を非政治化し、静謐な鎮魂の場とする」という原則に照らし、靖国社設置法を論じる国会が、国民の代表としての責任にかけて論議を尽くしたうえ、決断すべきものと考えます。
 注意していただきたいのは、この時点で、宗教法人としての靖国神社は既に任意解散を終えているか、その手続きの途上であるか、あるいはまた過渡期の形態として、財団法人になっているかしていることです。すなわち慰霊対象の特定、再認定に当たり、「教義」は既に唯一の判断基準ではなくなっています。

 私、仕事のしすぎで読解力が低下しちゃってるんだろうか。
 A級戦犯分祀の道筋をつけてるようにしか見えないんですが(T^T)

 まず一番下の段落ですが……
 麻生さんが言ってるのは、仮に靖国神社が任意解散して宗教法人ではなくなった場合「教義」は既に唯一の判断基準ではなくなっている、すなわち、現在の靖国神社が主張している「分祀は教義上できない」という根拠はその時には既に崩れ去っている、ってことですよね?
 その上で、どういう人々を慰霊対象とするかを、国会で議論を尽くした上で決断すべきだってことですよね?

 麻生さんはこの箇所で「A級戦犯」とか「分祀」とかいう表現は一切していませんが、どういう人々を慰霊対象とするかの議論では、当然A級戦犯を分祀するかどうかが俎上に載るでしょう。

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