北ミサイル発射でまたしても官邸の危機管理能力の無さが露呈

2012.04.14 Saturday 02:11
くっくり


image[120413-02tanaka.jpg]

田中防衛相、袖を引っ張られるよう会見場を退出(2012年4月13日13時21分 読売新聞)
 「ミサイル発射の情報」という午前7時55分頃の韓国メディアの速報を受け、防衛省詰めの報道陣は一斉に確認に走った。

 「発射されたのではないのか」「黄海に落下物があったという情報がある」といった報道陣の質問に対し、同省担当者は「確認していない」と繰り返すばかり。その間、米CNNなどはミサイルは発射され、しかも失敗だったと伝えていた。

 ようやく田中防衛相が記者会見をして発射を発表した時には、発射探知から43分もたっていた。「我が国への影響は一切ありません」と声を張り上げたが、記者から質問が飛ぶと、「それ以上の情報は分析中」と遮る事務方らにスーツの袖を引っ張られるようにして会見場を退出する姿はこっけいですらあった。

 国民の安全確保に責任を持つ関係省庁はいら立ちを募らせた。警察庁幹部は「正確な情報はない」と繰り返し、「午前8時20分過ぎに官邸から発射情報がようやく伝わった」とぶぜんとした様子。同庁は情報を把握し次第、即座に全国の警察に伝え、警戒を呼びかける役目だ。別の同庁幹部は「準備は万全でも結果的に立ち上がりが遅れた」と話した。

 海上保安庁は「発射報道」を受け、被害確認のために航空機や巡視船の出動指示を出したが、その直後に「我が国領域への影響はない」との防衛相発表があり、慌てて指示を取り消した。同庁幹部は「航行中の船などに被害が出ていたら、情報伝達の遅れが救助の遅れにつながったかもしれない」と指摘する。

 発射を確認すれば運航中の航空機に注意を呼びかける国土交通省は午前8時4分、「政府としては事実を確認していない」との第一報を官邸から受け取った。危機管理担当者は「『事実を確認していない』では対応のしようがない。『発射した模様』くらいは伝えてほしかった」と話した。

 発射当時、石垣島を取材していた読売テレビ「ミヤネ屋」の中山リポーターによれば、Jアラートや防災無線からの情報は全くなしで、住民や観光客はテレビの「発射されたらしいが日本政府は未確認」という速報で初めて事態を知ったと。

[7] beginning... [9] >>
comments (5)
trackbacks (2)


<< 【いちおう速報】北ミサイル発射→失敗
【拡散】「日本海」維持嘆願署名にご協力を >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]