カンボジアの紙幣に描かれた日本「ビーバップ!ハイヒール」より

2012.04.02 Monday 19:26
くっくり



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 その後20年近く、この橋は放置され、カンボジア経済の復興を妨げる大きな問題となっていた。

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 時の首相フン・センが日本政府に訴え、1993年、橋修復のプロジェクトがスタート。

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 日本からカンボジアに乗り込んだのは、大林組の技術者、田辺勝義(注:画像は役者さん。以下同様)。

 途上国で橋を造り続けてきた、橋を架けるスペシャリストだ。

 「みんな頑張ろう!」
 「私も祖国のために、通訳頑張ります」

 日本から来たスタッフは、カンボジア人通訳も含めてたった数人。
 そんな田辺たちの前には、さまざまな困難が立ちはだかった。

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 まず、カンボジアには雨季があるため、工事の期間は雨季に入るまでのたった半年しかなかった。

 「時間がない、急がなくては……」

 しかし……。
 地面を掘り起こしていて田辺が見つけたもの。それは地雷。

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 当時カンボジアには、内戦中に埋められた地雷が至る所にあり、その数は1000万個といわれていた。

 軍による地雷撤去を待たなければ、工事に取り掛かれない。
 大切な時間が刻々と過ぎていく。

 さらに……。
 カンボジアには橋を造る技術者がいなかった。

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 現地で50人ほど集める予定だった現場の技術者は、内戦でほとんど殺されて、働ける者は一人もいなかった。

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