桜よ日本よ被災地よ
2012.03.26 Monday 19:36
くっくり
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数学者の藤原正彦さんの家に、日本の中世文学を専攻するイギリス人が遊びに来た時のこと。
藤原さんが「日本の中世文学を勉強するうえで何が難しいですか」と尋ねたところ、彼はただちに「もののあわれだ」と答えました。
イギリスにもそういう感性は勿論あるけれども、日本人ほど鋭くないそうで、「もののあわれ」に対応する英語も、それに近い英語も存在しないそうです。
この日本人の感性の鋭さの一例が、桜の花に対するものだと、藤原さんは言います。
桜は本当に綺麗に咲くのはたったの3、4日で、あっという間に散ってしまう。そのたったの3、4日に命をかけて潔く散っていく桜の花に、日本人は人生を投影し、そこに他の花とは別格の美しさを見出している。
たとえば、アメリカにも桜はありますが、アメリカ人にとって桜は「オー・ワンダフル、ビューティフル」と眺める対象にすぎず、そこにはかない人生を投影するヒマ人はいないそうです。
※参考:藤原正彦「国家の品格」
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日本に3年間留学した中国人の宋静●(スン・チンウェン)さん(●=雨かんむりに文)の言葉。
【日本に対する初めての印象というと、小学校一年生の時に音楽科で習った「桜」という曲です。もちろん、翻訳した中国語で歌っていました。改めてその曲を歌ったのは、大学で日本語を専攻して五十音を勉強した頃で、日本語で歌いました。この歌によって、なんだか桜が好きになりました。いつか日本を訪れて、桜の「花吹雪」の様子を観るのが夢になりました。
ついに夢がかなって2007(平成19)年4月、初めて桜の様子を観に行くことができました。それは有名な上野公園などの桜の名所ではなく、来日した頃に住んでいた東京都板橋区のある小さな公園で観たのです。その時桜は満開の時期が過ぎていましたが、花びらが樹上よりも地上近くに多く見られ、それは遠くから見れば地面にまるで雪が降り積もっているようでした。子供たちがそんな景色の中でわいわいと遊んでいて、美しい絵を構成しているかのようでした】
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