桜よ日本よ被災地よ

2012.03.26 Monday 19:36
くっくり



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【敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂う 山桜かな】

 江戸期の国学者・本居宣長のあまりにも有名な歌。

 この歌は、「本居宣長六十一歳自画自賛像」に賛として書かれています。

 句意は 「日本人である私の心とは、朝日に照り輝く山桜の美しさを知る、その麗しさに感動する、そのような心です」。

 一般論としての「大和心」を述べたのではなく、宣長自身の心だそうです。
 だから、この歌は『鈴屋集』(宣長の歌文集)には載せられなかったのだとか。

※参考:「本居宣長記念館」さん>「敷島の歌」

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【越南の 地に死すとも 我が心 祖国に桜花(はな)の 咲く日祈らむ】

 富田文市さんの作。
 富田さんは静岡県出身、陸軍少佐、サイゴン憲兵分隊長。
 昭和22年8月12日サイゴン・ビルギルに於いて法務死。当時35歳でした。

 先ごろ日本国籍を取得したドナルド・キーンさんは、若い頃にアメリカ海軍の日本語学校を卒業し、大東亜戦争の前線に送られました。
 そこでキーンさんは、日本人捕虜や兵士が残した書類や所持品に向き合うようになり、その時、たくさんの本の入った大きな箱に出会います。
 驚いたことに、それらの本の中で一番多かったのは万葉集だったそうです。

 当時の日本人にとってそれほど和歌は身近なものだったのですね。
 戦地で和歌を残した(遺した)将兵もかなりの人数に上ります。

※山口志郎編「太平洋戦争 将兵万葉集」より

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