2012.03.20 Tuesday 01:57
くっくり
そのような日から1年近くたっているのにまだその悪夢の覚めやらない気がしないでもない。
それでも去年棚から落ちて茎がいたんだ花につぼみがついた。私たちを慰めているのかのように花がほころびだした。
産経新聞2012年3月11日「私の3・11」第1章
【転職面接の帰り道 温かい心に触れた】
東京都杉並区、菊川真澄さん(53)
忘れもしません。私は大地震があったその日、ある会社の面接を受けていたのです。勤めていた会社がだめになり転職活動中でした。風邪をひいて体調が良くなかったのですが、無理をして出かけました。
激しい揺れを感じたのは面接を終えてビルを出たときです。場所は銀座。人がたくさん出てきて通りは大変な人混み。電車は止まっているというので歩いて帝国ホテルに向かいました。タクシーで帰宅しようと考えたのです。
ところが長蛇の列! 仕方がないので待つことにしました。けれど気分が悪くなってきて座り込んでしまいました。どうやら熱が出てきたようです。
すると後ろにいた男性が「この人、先に乗せてあげて! 病気なんだ!」と大声で叫んだのです。そして列の一番前へ連れて行ってくれました。ちょうど初老のサラリーマンふうの男性がタクシーに乗り込むところでした。
「家はどちら? 杉並なら近いから一緒にどうぞ」と言ってくれたので同乗させてもらうことに。後部座席で横にならせてもらいました。「え?就職活動中?…大変だね」。道が混んでいて家に着くのに数時間かかりました。その男性はお金を出しても受け取ることなく行ってしまいました。お名前をうかがっておけばよかった…後でひどく後悔しました。
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