【東日本大震災-11】外国人から見た日本と日本人(33)

2012.03.17 Saturday 01:32
くっくり


【3・11から1年】「類い希な日本の精神」学ぶ 被災地を訪れたシンガポールの大学生たち(産経2012.3.11 20:11)
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※画像=岩手県陸前高田市の復興現場で。ヘルメットには「がんばっぺし」と書かれていた(ウォン・ペイウンさん撮影)

 【シンガポール=青木伸行】東日本大震災後、シンガポールからは多くの大学生たちが被災地を訪れ、力強い復興を目にした。震災から1年にあたり、彼らは追悼レセプションなどの場で体験を語り、「より強い日本を信じている!」とエールを送った。

 2月、シンガポール国立大学のリー・クアンユー公共政策大学院で学ぶ20カ国、38人の学生が、福島県南相馬市や岩手県陸前高田市などを訪問した。

 そのうちの一人、ウォン・ペイウンさんは、カメラのシャッターを押し続けた。陸前高田市の復興現場で男性が手にしていた「がんばっぺし」と書かれたヘルメット…。10日間の見聞で感じ、学び取ったのは「類い希(まれ)な日本の精神」だ。

 それは「思いやり、粘り強さ、くじけない『七転び八起き』の精神、『絆』と結束の強さ」だと言う。被災者らと触れ合う中で耳にした「命を落とした人々のことを忘れない。生きている人々のことも忘れてはならない」という言葉が、胸に残る。

 シンガポール国立大学の4年生、ン・ジュンロンさんが、「東北親善大使」に選ばれ被災地に赴いたのは、昨年8月。「人々は温かく強かった。目にした被災地は深い傷跡を残しながらも、着々と復興が進み、テレビで見た震災発生時の印象とはまったく違うものになっていた」と話す。

 「シンガポールの人々の間にはまだ、日本は危ないという感覚がある。日本と東北は安全だということを、(ソーシャル・ネットの)フェイスブックなどを通じ発信していきたい」と力を込めた。

■グレゴリー・トレンチャー=オーストラリア人。1978年(昭和53年)生まれ。東京大学大学院博士課程在学中。滞日期間7年。
加藤恭子編「私は日本のここが好き!—特別版 親愛なる日本の友へ」より

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