安倍4月参拝社説にとりあえずツッコミ

2006.08.06 Sunday 03:51
くっくり


 そのためには日本の資金と技術が必要です。だからこれを導入することに決めました。日本の思惑とは関係なく、すでに党内部でそういう方針をまとめているのです。だから何が何でも日本との関係を改善しないといけない。
 しかも靖国問題に象徴される「歴史カード」を手放さず、それを強化しないといけない。日本に引き続き道義面での負い目を感じさせないと、対日交渉を有利に進められないからです。

 ということで、中共は「靖国問題を放置したら経済にも影響が出る」「靖国問題さえ解決すれば全てうまくいく」というプロパガンダを日本に対し繰り返し行ってきました。
 が、小泉さんは5年間ついに折れることがなかった。日本国民もこの間に中国のいろんな面を見せられて学習してきましたから、そんなプロパガンダには易々とは乗らなかった。

 「靖国問題を放置したら経済にも影響が出る」
 →実際は日中は経済ではうまくいっている。

 「靖国問題さえ解決すれば全てうまくいく」
 →尖閣諸島、教科書、相次ぐ領海侵犯、ガス田、遺棄化学兵器、ODA不要論など次々に浮上する難問。靖国問題が解決したところで他の問題が解決なんかするはずはないと、ほとんどの日本人は考えている。

 中共は「靖国」カードを上手く使って対日外交を有利に進めようと思っていたのに、完全に裏目に出てる。
 胡錦濤指導部はまだ権威も求心力もない。日本の資金や技術をあてにせざるをえなくなる。

 上村幸治教授曰く。
 「胡錦濤指導部は胸突き八丁に差し掛かっている。社会の混乱がこわいから民主化に踏み込めない。民主化できない以上、国民の不満をどこかにそらすしかない。しかしそのために反日感情をあおると、制御不能のデモが起きてしまう。
 だから罪をすべて小泉にかぶせて譲歩してもらおう。そうすれば中国国民の憂さも晴れるし、対日関係も改善でき、資金も技術も入ると思ったのだろう。
 しかし国内政策ですら計画通りに進められないのに、対日政策だけ思うように出来るわけはない。このあたりの日本に対する無神経さは、江沢民時代を含めたこの5年間を通じてついに変わらなかった。大きな勘違いだよと、誰か日本の政治家が教えてあげるべきだった」

 要するに「靖国」でドツボにはまってるのは中国の方なんです。日本のマスコミは全く逆方向に伝えてますけどね。

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