是々非々で見ていきたい橋下さんと大阪維新

2012.03.10 Saturday 04:13
くっくり


 だから何があってももう誰もいちいちびっくりしてません。

 過去の小泉ブームとか民主党ブームの時とは違って、大阪のメディアは橋下さんや維新の「危うさ」についてもかなり公平に報道しているという印象があります。

 だから、目ざとい大阪の有権者は橋下さんや維新が下手を打ったらすぐ気づくでしょうし、実際すでにいくつか気づいてるでしょう。

 例えば「維新塾」についても、「そんな急いで進めて大丈夫?」「いくら応募が多かったと言っても素人集団じゃないの?」という冷めた目で見ている人は、私を含め大勢いると思います。

 率直に言って、私のように「国政よりもまずは大阪の改革を」と思っている大阪府民・市民も大勢いると思います。

 具体的には、職員の高すぎる給与、職員の腐敗(不祥事、縁故採用、犯罪の頻発)、市側と労組の馴れ合い、労組や日教組の政治活動、こういったものの撲滅を進めてほしいと。
 今、せっかく良い方向に進み始めているんだから、そこに集中してほしいんだと。

 一方で国政進出に期待する声ももちろんあります。
 各社世論調査では、府民の6割ぐらいが維新の国政進出を支持するという数字が出ているようですね。
 でも、私の見立てでは、その6割のうちの半分程度は「大阪の改革のために国政進出の必要があるなら」という前提付きじゃないかと思います。

 実際、3月4日の「新報道2001」に生出演した橋下さんも「国会議員が僕らの意思をくんでくれれば、国政に足をかける必要はない」と言ってました(ま、これ最初からずっと言ってますけどね)。
 国政、特に与党の民主党が地方の改革に熱心でないことに失望している大阪府民・市民が、維新の国政進出に期待をかけたくなるのも、ある意味、自然なことかもしれません。

 その民主党の大都市制度ワーキングチームは、3月6日になって、「大阪都」構想の具体化に向けて、地方自治法の改正や特別法の制定など必要な法整備をする方針を決めたと報道されましたが(読売3/6)、橋下維新の「国政プレッシャー」をかわす狙いなのはミエミエ。
 本気で取り組む気があるなら、みんなの党や自民党よりも先にやってたでしょう。

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