安倍さんの4月参拝と嘆かわしい朝日の論法

2006.08.04 Friday 21:27
くっくり



 前後するけどこの一文も引っかかります。

<戦争の過ちと責任を認め、その過去と決別することが、戦後日本の再出発の原点だ。>

 「戦争の過ちと責任を認め」とは?日本はこれまで何十回も謝罪してるし、賠償もとっくに終わってますが。
 前の文章を見ると<あの戦争を計画・実行し、多くの日本国民を死なせ、アジアの人々に多大な犠牲を強いた指導者を祀(まつ)る神社>とあるから、朝日はつまり「日本人は東京裁判史観を受け入れろ」と言いたいんでしょう。

 今さら言うまでもないけど、東京裁判は戦勝国が事後法によって敗戦国を一方的に裁いたリンチ裁判です。世界の国際法学者、識者の中では「不当な裁判である」という認識で一致しています。
 何より東京裁判の開廷を命令したマッカーサー自身が、1951年の米上院議会で「日本にとってあの戦争は自衛の戦争であった」と証言しています。
 また占領軍総司令部・参謀第二部の長であったウィロビーも、「この裁判(東京裁判)は、有史このかた最悪の偽善であった」と語り、さらに、この種の裁判が行われる以上、自分の息子には軍務に就くことを許さないと述べています。
 
 朝日の言うように仮に東京裁判史観を受け入れたとして、じゃあ「その過去と決別することが、戦後日本の再出発の原点だ」って何?
 「あの戦争は日本が一方的に悪かった、『A級戦犯』は極悪人でした、どうもすみませんでした」チャンチャン♪で過去と決別しろと?
 ここは中国か?韓国か?過去の汚点(私はそうは思わないが)をなかったことにしようなんてあーた、易姓革命じゃあるまいし。

 歴史は点ではなくて線です。これまで日本が歩んできた歴史の良かったことも悪かったことも全部ひっくるめて、ちゃんと子孫に伝えていかなくてはいけないのでは?
 だいたいいつまでも昔のことをほじくり返して今の問題に特化させてしまう朝日自身が、「過去と決別」なんて到底できるわけないと思うのだが。

 政教分離についてですが、プロ市民が「首相の参拝は違憲だ」としてこれまで幾度となく国を相手に訴訟を起こしてますが、国は一度も敗訴してません。

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