「アンカー」野田首相が研究中の通年国会戦略…したたかな3つの狙い

2012.02.16 Thursday 03:01
くっくり



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村西利恵
「先ほどと同じ週末に行った世論調査で、野党は消費税に関する与野党協議に応じるべきだという声が、81.4%ありました」

青山繁晴
「ええ。これは与野党協議の、あの、本当の意味とはちょっと違うんですけど、要するに国民としては、何ともう立場の違い超えて8割以上の人がですよ、その、ちゃんと、消費増税って重大なことだから話し合いやってくれって言ってるわけですよ」

村西利恵
「建設的に、そうでしたね」

青山繁晴
「その解散総選挙で当然民意問うてほしいって気持ちみんなにあるけど、その前にやっぱりちゃんと話してくれって言ってるわけですよ。そうすると、その、ずるずる国会だけど、その、長い国会で、消費増税を揉んで揉んで話すっていうのは、実はある程度の支持が得られるんじゃないかと野田さんは計算してて、だから、狙いを、えー、含めて、もう一回出してもらうとこうです。はい」

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村西利恵
「野田総理が利用しようとしているもの3つが、こちらです。国民の冷静な意識。それから野党の『解散総選挙を』という要求。それから、欧州危機の深まり」

青山繁晴
「はい。で、これは、まあ、あの、狙いっていうことを、別な、その目で見たらってことですが、野田さんが利用しようとしてるものがありますよと。それは、国民の冷静な意識。つまり、揉めてるだけが国会じゃないでしょうと。消費増税、どっかで必要なんだろうから、きちんと話してくれっていうのをむしろ非常に巧みに利用しようとしてると。国民全部を取り込もうとしてる。それから、野党、特に自由民主党が、特に谷垣さんが解散総選挙って要求をもうずっとおっしゃってるけれども、それをいわば利用しちゃって、その、解散総選挙っていう要求が宙に浮いてしまって、それよりもちゃんと話しようってことにすると、とりあえず自民党に何が起きるかというと、解散総選挙が6月までになかったら、9月に自民党の総裁選挙で、谷垣さんお終いですよね。で、そのあと、石破さんとか、石原伸晃さんがおそらく手を挙げるけれども、たぶん今の、さっきの情報当局者の証言だと、石破さんの線は薄くて、自民党内の支持が弱いから、伸晃さんになるだろうと。ところが伸晃さんはお父さんの扱いにすら困ってる状況だから、はっきり言うと野田さんは、もう大したことないと。ね。そうすると、その、こうやって解散総選挙って言われたから、言われてるから、困るんじゃなくて、むしろ、いやいや、それ、ちゃんと話しましょうって利用できるって考えてる。さらにこの欧州危機で言うと、いったんギリシャと他のヨーロッパ諸国、話し合いできたはずが、また揉めてますよね。つまり今年やっぱり、ヨーロッパで財政赤字っていう問題でどんどん危機が深くなって、国債の信用度がなくなっていく。やっぱり日本は消費税を上げて、財政赤字をちょっとでもマシにした方がいいんじゃないかっていうふうに、時間が経てば経つほど、ずるずる国会延ばせば延ばすほど、実は野田さんの言ってることには理由があるんじゃないかっていう話に、なっていくだろうと。つまり、全部利用しようとしてるわけですよね。しかし、今日僕はコーナーの入口で申した通り、真っ向反対です。というのは、この与野党協議っていう言葉に騙されちゃ駄目ですよ」

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