新潮の富田メモ反論に合わせて日経がぶつけてきた?
2006.08.03 Thursday 21:13
くっくり
○中西輝政・京都大学教授
「一部の歴史家がお墨付きを与えていますが、検証手続きについて、日経新聞は、今に至るも一切報道していません。このメモが天皇のものであるとする信憑性については、他の資料や歴史的事実とあまりに異なっており、大きな疑義が残っているのは事実です。このメモは報道のタイミングからいっても政治利用されていることは明らかです。つまり政治性の強いこのメモの検証過程を明らかにしないなら、日経新聞の単なる大誤報というより、意図的誤報という可能性さえ出てくるのではないでしょうか」
____________________________新潮の特集内容紹介ここまで
『ムーブ!』週刊誌紹介コーナーでもこの新潮の記事が紹介されました。
以下は宮崎哲弥さんのコメント要旨。
「このメモに関してはこれまでいろいろと矛盾点が指摘されていて、裏側に“Pressの会見”とかいうのがあって、メモの下の方にも“関連質問”と書いてある。今朝の日経新聞をいちおう読むと、どういうストーリーになってるのか、岡崎久彦さんらが指摘した矛盾点などは、いちおうストーリーとしては矛盾じゃないんだという形にはなってる。但しこれが、じゃあ確実な証拠があげられてるかというと、そうではなく、いちおうストーリーとして通っているという話だけです。もう一つこの新潮の記事で最も重視すべき点は、今まで説明されたことではなく、ここなんです。御厨貴さんが、この人はメモを検証した学者と言われてる一人の方が、『私は公開されたあの部分のメモしか見ていない』と言ってるわけです。『あれは昭和天皇の発言だろう』というふうに言ってるんだけども。それが、あの部分のメモしか見てないのなら、憶測にすぎません。これは私は驚愕しました。なぜかと言うと、7/23の日経新聞で、半藤一利さんと、この人も検証されたと言われてる作家の方ですが、御厨さんと対談していて、半藤さんが『この昭和天皇の不快感というのはA級戦犯合祀全体に対してのものだ』とおっしゃって、それに対して御厨さんも『私もそう思う』と。あのメモだけを見て、そんなところまで憶測するというのは私は絶対にできないと思います。日記なんかを全部ちゃんと精査させたのでなくて、メモしか見てないんだったら、私は申し訳ないけど、御厨さんの学者としてのですね……。他にも半藤さん、秦郁彦さんなんかもいるんだけど、その人たちが全員見てるんだと、要するに50冊の日記をと、思っていたら、御厨さんのコメントではメモしか見ていないと。これは驚くべき発言だと思います。これはもういよいよ公開しないと話にならないと思う」
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