新潮の富田メモ反論に合わせて日経がぶつけてきた?
2006.08.03 Thursday 21:13
くっくり
・元宮内庁職員(前出)のコメント
「陛下の会見の前後に長官と侍従長が話をすることは当然あります。お互い連絡を密にする必要がありますから。富田氏が昭和52年に宮内庁次長に就任してから、二人は10年以上の付き合い。すり合わせも心得ていたはずです」
○八木秀次・高崎経済大学教授
「はっきり言って、このメモだけでは、富田氏が話した相手が昭和天皇とも徳川侍従長とも、どちらともとれます。しかし、昭和天皇のご発言とした場合には、言葉遣いに違和感が残るのも事実です。親の心子知らず、などと非常に強い言い方は天皇にそぐわず、むしろ松平が徳川家の家来みたいなものだったと考えると、徳川侍従長の方がそういう言い方をしてもおかしくありません」
○日経新聞はこれが徳川氏の発言ではなく、昭和天皇のお言葉であることをどう検証したのか。
・日経新聞社長室
「富田メモは今年5月に入手したものです。日記が10冊と手帳が二十数冊です。すべてに目を通して点検し、歴史家などの意見も聞いて、検証を加えた上で報道しました。報道した発言が昭和天皇以外の方のものであることはあり得ません」
が、その具体的な検証方法を明らかにするように求めると、
「詳細については申し上げられません。取材の舞台裏をこと細かに説明するということはしておりません。今後、われわれが必要と判断すれば紙面で明らかにしていきます」
と、これを拒否するのである。国民すべてが共有するべき歴史的な資料に対して、この理不尽な態度は信じ難い。
○日経に依頼され、メモを見た御厨貴・東京大学先端科学技術研究センター教授
「私は、公開されたあの部分のメモしか見ていません。徳川さんの発言ではないか、という人がいることも承知していますが、それも憶測の上に憶測を重ねるだけです。本来、全部出して検証するのが歴史学ですが、それを日経はやる気がありませんね。少なくとも私はこの(天皇のものという)メモを本物だと思っています」
○富田氏の長男・広士氏(56)
「私にはわかりませんが、報道を見る限り、父の日記や手帳には、歴史的な価値があると言われています。もしそうであるなら、全部を公開するのは難しいにしても、信頼できるお立場の方に精査していただき、どこの部分を公開し、どこが駄目なのか決めていただいて、その上で公開すればいいのでは、と思っています」
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