お子様にもお勧め「ぼくらの祖国」
2012.01.16 Monday 18:20
くっくり
「ぼくらの祖国」は大変読みやすい本です。
文字は大きめで、難しい漢字にはルビも振ってあります。
全体的に語りかけるような文章になっていて、まるで青山さんの講演を聞いているようにも感じられます。
小学校高学年程度から無理なく読めると思います。
「祖国」とは何か?
なぜ戦後「祖国」という言葉が消えたのか?
「平和」とは何か?
戦後は本当に「平和」だったのか?
「主権」とは何か?
日本は主権国家として国民を守っているか?
なぜ「国軍」でなく「自衛隊」なのか?
なぜ「自衛隊」は北朝鮮に拉致された国民を救えないのか?
他国では当たり前のことが、戦後日本では当たり前ではない。
当たり前ではないことにすら気づかされていない。
それはなぜ??
それら「国」や「公」を考える上で基本的なことが分かりやすく解説されています。
親御さんがお子さんに勧めてあげてほしい本です。
もちろん大人の皆さんが読むにもふさわしい本です。
福島第一原発構内の取材レポートや、硫黄島の取材レポートについては、関西テレビ「アンカー」などテレビメディアでも青山さんからお話がありましたが、この本ではもっと詳細が記されています。
メタン・ハイドレートのお話もあります。
震災後、メタン・ハイドレートの注目度は上がりましたが、実用化が進むどころか、逆に圧力が一段と強まっているそうです。
なぜ日本は「資源のない国」という嘘に則った資源外交を、未だに続けなければならないのか?
青山さんの重い問題提起です。
この本を貫く背骨、それは、歴史の連続性を忘れてしまった戦後日本人への問いかけです。
と同時に、分断されてしまった戦前と戦後の「日本人」をつなげたいという、青山さんの強い思いが込められています。
ほんの60数年前、祖国を背負い、子々孫々のために戦い、傷つき、死んでいった方々がたくさんいます。
ですが、平成の世を生きる私たちが、彼らの存在を意識することは普段ほとんどありません。
この本で取り上げられている硫黄島の英霊もそうだし、沖縄の白梅学徒看護隊もそうです。
(15歳前後の少女たちで構成された沖縄の学徒看護隊は、「ひめゆり」以外はあまり知られていませんが、全部で9つあります)
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