「アンカー」金正恩後継体制で拉致問題の行方は?
2011.12.22 Thursday 04:00
くっくり
村西利恵
「それが、テロの危険性が高まる」
青山繁晴
「はい。というのは、この張成沢さんは、ま、金正日さんが生きてる時に、何とか軍への足がかりを作ってやろうと、色んな工夫をしたんですが、でも、もともと軍部での基盤は弱い。そしてとにかく、たくさんの兵力を持ってる120万の軍人がいる北朝鮮軍ですから、ものすごく大きな影響を持つわけですね。すると、改革開放路線で、軍の特権が失われることを軍が心配する時に、おやつ、エサを与えなきゃいけない。信じがたいことに北朝鮮では、この、テロ、例えばテロの中には、ほんとは軍事行動も含まれる、最近ですと、延坪島への砲撃とか、あるいは韓国の船、天安号を沈めちゃったこととか、そういうのまで含めてですね、軍にこういうものを与えるっていうことが心配になるわけですよ。そうすると日本で言うと、福島原子力災害のあと、原発テロの可能性が高まってしまったことを、私たちはシビアに考えなきゃいけないと思います。私たちが防がなきゃいけない。その上でですね、じゃあ日本が何をできるかを考えるために、今年起きた世界の出来事を、時間はないですけれども最後にパッと見て下さい」
image[111221-19table.jpg]
村西利恵
「はい。まとめてみました」
青山繁晴
「はい。1月から、まず、アラブの春が始まって、わあ、世界が始まるのかと思ったら、3月、東日本大震災に襲われたんですね。しかしこうやって、今年の世界の動き見ていただくと、ほんとは日本にはチャンスはたくさんあったわけです。例えば中東で言うとビンラディンさんがアメリカ軍に殺された。それから10月にはリビアのカダフィ大佐が、少年兵におそらくは殺された。ということは中東ではテロの時代も終わり、独裁の時代も終わる。日本は中東との関わり大変深いですから、日本が発信するチャンスもあったわけです。あるいは東日本大震災で言うとですよ、日本は、地震の備えは十分ほんとはある国ですから、東日本大震災で、何が起きたか、データ、観測地点がたくさんあるから、データはたくさん持ってんですよ。ほんとはこういう、大震災の始まりは、もう7年前の、スマトラ沖地震から始まってるんですが、あの時はデータがないんですよ。ということは、この東日本大震災も、これをどうやって克服するかってのは日本外交が、世界に先駆けて、世界の教訓を示すことができるんですね。で、その上でですよ、この、今日最後にもう一回見ていただくと(先ほどのフリップ出す)『甦る日本外交』と書いたのは、実は日本外交が何もできなくなったのは敗戦後のことであって、明治維新から、日清・日露戦争を経ていく時代っていうのは、日本外交というのは、世界に先駆けて、むしろこういう危機を逆手に取って、新しい世界を築いていったんです。その証拠が例えば日英同盟というのがあった。当時の一流国のイギリスが、まだ生まれたばかりの近代日本を相手にしてくれて同盟を結んだのは、日本が先駆けて仕掛けていったからです。従って、たった66年前に戦争に一度負けたからといってこうやってうつむいて、いつも受け身になって、TPPを含めて受け身になって、こうやって下から世界を覗いてるから、できないんであって、本来の日本外交に立ち戻って、胸を張って顔を上げて、これから世界の危機に、対処していけば、拉致問題も含めて、日本は大きなことを解決できていくと、僕は思います」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (2)
<< 金正日死去で取り急ぎ
大阪の闇の勢力に斬り込む橋下さんに期待します >>
[0] [top]