「たかじん委員会」富田メモ疑惑

2006.07.31 Monday 15:23
くっくり


《 7月30日放送の出演者 》
◇司会 やしきたかじん、辛坊治郎(読売テレビ解説委員)
◇パネラー 三宅久之、鈴木邦男、筆坂秀世、勝谷誠彦
宮崎哲弥、橋下 徹、桂ざこば、山口もえ
◇ゲスト 大原康男(國學院大学神道文化学部教授)
神瀬邦久(就活ワークス主宰)

 こうやって改めて見ると、すごいメンバーですね(^_^;
 
 ラテ欄に「“昭和天皇メモ”疑惑」って書いてあったので、ちょっと驚きました。これまでニュースもワイドショーも討論番組もたいがい、ほとんど無条件に「メモは本物」「間違いなく昭和天皇のご発言」という前提でやってましたから。

 番組では疑惑を検証するまでには至りませんでしたが、問題点の提起はされてました。そのあたりだけ紹介しときます(読みやすいよう語尾など多少アレンジしてます)。

 最初にボール投げたのは橋下徹弁護士。
 「ただ、あれが本当に事実なのかというのがずっと残ってるんですね。メモ自体が『私』が本当に天皇が主語なのか。メモ自体も張り付けしてるわけですし。証拠の吟味、緻密な作業が必要で、いったいこのメモを公開するにあたってどういう識者に検証を促したのか、現物を出してですね、こういうものだというのを公開しない限りは、今このメモが前提になってしまってるじゃないですか。僕は新聞社のうさんくささは身を以て経験しましたからね(笑)」

 この疑問に対し、ゲストの大原康男教授の発言。
 「一つはまず、120字足らずの文書に対する資料評価が全くないままで、昭和天皇の断片的なお言葉が一人歩きしてる。拝謁の後、富田さんがたぶん記憶を頼りに大急ぎでまとめた文章でしょうから、一つ一つの言葉が天皇の肉声の反映とは限らないし、そこに富田さんの整理の言葉も入っていると」

 ここで勝谷誠彦さんがツッコミ。
 「日経の見出しの置き方で、『不快感』っておまえごときが決め付けてるのかと。そう本当に思ってるかどうかわからないじゃないか」
 
 ちなみにこの時、画面隅には<性急な結論の前に更なる検証が必要!>というキャプションが。

 再び大原康男教授。
 「要するに、あの見出しですね、『A級戦犯、靖国合祀、天皇が不快感』と。1本の結論が出てますが、果たしてそのとおりなのか。そんなに簡単に結論が出るのか。もしもA級戦犯合祀そのものがですね、天皇にとってご不快であられたのならば、すぐですね、すでにA級戦犯の代表とされている東条元首相ら軍人の名前がすぐ出るはずです。合祀されてる14人の1人には、天皇の意向に対して開戦回避のために最大限に努力をし、終戦に対しては終戦実現のために積極的に動いた東郷茂徳という方もいらっしゃる。ですから東条、東郷を含む14人をひとくくりにして、その方の合祀を不快であるというふうには私はとても思えない。なぜじゃあ松岡と白鳥が出たか。これは昭和天皇の独白録にもございましたが、やっぱり松岡に対する批判が一番厳しいんですよ。私思いますのに、昭和の戦前の外交を考えてみまして、やはり国際連盟脱退によって日本の国際的孤立化が始まったと。それを克服するために日独伊三国軍事同盟を結んだ、このことが昭和史における非常に大きな時代の分岐点なんですよ。それを同時代に生きられた昭和天皇は、国際連盟脱退に対してましてはすこぶる遺憾というお言葉を残されている。そして三国軍事同盟締結に際しましては、この国の将来はどうなるのかという深刻な危機感を残されていらっしゃるんですね。この2つの外交的、決定的な政策に対して、主体的な役割を果たした松岡に対する、おそらく積年の不満の気持ちがおありになった。(メモは)『松岡、白鳥までも』で切れてますね。一番最後に筑波宮司とそれから松平宮司、一番最後に、『だから』とありますね。問題は『だから』は何を引き取ってるか」

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