「アンカー」青山取材から7カ月後の福島第一原発の現状と課題

2011.11.17 Thursday 03:46
くっくり


村西利恵
「青山さんが訪れた時から変わったこと。映像から確認できたのは、汚染水処理のコントロールセンター。処理した汚染水の貯水タンク。それから、仮設の防潮堤。これらが新たに建設されていました」

青山繁晴
「はい。この、汚染水の処理システムこそ、今、福島第一原発は何とか冷やしてるわけですよね。その、汚染水を、いわばぐるぐる回して、そして、いったん冷却して、汚れた、つまり放射性物質で汚れた水を、もう一度きれいにして、ぐるぐる回せるようになったから、今、原子炉はみな、100度以下になってるわけですね。えー、そして、それでも、それ以前からある汚染水を含めて、たくさん水が出てしまうから、こうやって貯水タンクが、この、原発敷地の端っこの方に、こう林立した状態になってるわけですよね。で、これいずれも、いわば今の福島第一原発を何とか落ち着かせている、生命線ですよね。ところが、これあの、外から撮ってるだけの映像なんで、よく分からない面もあるけれども、やっぱり僕はちょっとショックを受けたのはですね、例えばこの汚染水処理システムでいうと、どうもパイプが、やっぱり仮設のものであってですね、あの、太いしっかりしたパイプの敷設にはなっていないなと、いうこと。それからこのタンク自体はしっかりしてますけど、こういうタンクとか、こういう汚染水処理システムは、みんなこの、仮設の防潮堤にいわば近いあたりにあってですね、で、この防潮堤こそ、実は4月22日に私が、福島第一原発に入れた大きな理由。というのは、吉田所長は、この防潮堤が全くないっていう現状を非常に心配してですね、その海側の映像を青山に、もうはっきりいうと撮らせたい、ね、撮ってほしいと。で、撮ったら必ず、ご自分の属してる東電本店からも圧力がかかるし、政府からも圧力かかるけど、それをはね返してくれるだろうと思って、許可を出してくれたってのが、本当のことだったんですよ。で、海側の映像を出して、もう一度新たな津波が来たらどうしますかってことをこの『アンカー』でも、他の放送局でも問題提起をいたしました。というのは皆さん、2004年の年末、7年前の年末を思い出していただくと、スマトラ島沖地震っていう、22万人を超える人々が亡くなった、犠牲になったという、ものすごい地震と津波がありましたが、あれって、3カ月後に、そのマグニチュード8以上、それからまた3年後に、マグニチュード8以上、つまり、余震と言えないほど大きなものがくり返し来てるわけですね。それが世界の今の動きですから、もう一度福島に、今は来てないけど、今日来てもおかしくないわけですから。もう一度津波が襲ったら、何もかもやられるということで、あの、海側の映像で世論を喚起して、何とかこの仮設の防潮堤できたわけですよ。で、できたやつは、今回僕は映像で初めて見たわけですが、皆さん、これ、もうよく分かると思いますが、これ本当は、土嚢よりはマシと言えるけれども、しかし、ま、大きめの石をたくさんこの金属のネットに詰め込んでこうギュッと重ねて、その、縛ってるだけなんですよね」

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