「アンカー」東谷暁氏解説第2弾 TPP参加で日本に迫る知られざるリスク(2)終

2011.10.21 Friday 02:55
くっくり



●伝統的に黒船ドクトリンと言うべきような、外側から改革を余儀なくするような、そういうことはやらなきゃいけないとは思う。が、今の政府はもっとひどくて、その痛みを受容させるために、さらにバラマキをやる。しかも増税をして国民に負担を強いてまでやろうとしてる。財政が逼迫していると言っている政府が、こんなことをやろうとしている。おかしくないですか。そんなTPPが私たちにメリットがあるのかと問うと、それも判然としない。

●全ての新聞やテレビが全部賛成して、批判力を失っているので、このままTPP参加の方向で行くでしょう。

●米韓FTAの話が出て、日本も乗り遅れるなという論調があった。自動車や工業製品の競争力を言うんだったら、なぜもっと早く円高を解消しないのか。明らかに韓国政府はウォン安を誘導している。中国だって人民元を安く誘導している。日本だけですよ、これだけ円高を放置してるのは。そういうところが無策で、財界もあまり厳しく言わない。そもそもデフレ政策をずっと続けていることが、日本の成長力、競争力をどれだけ奪っているか。そのことには無関心だったのに、なぜTPPの時だけこんなに、成長成長と言うのか。非常に近視眼的な感じがする。

 あと、宮崎さんとのやりとりの中で山本浩之キャスターが、「9月の日米首脳会談で、野田首相とオバマ大統領の間でどんな話が持たれたのか分からないけれども、間違いないのは、あそこから帰ってきてから『もうAPECまでに参加するんだ』という方向で走り出してますよね」と指摘されていました。

 確かに……(--)(__)
 しかもTPPだけでなくて、普天間基地移設問題もそうだし、あるいは南スーダンに自衛隊を出すことを決めたり、さらにはあまり大きく報道されてませんがアメリカ大手企業と共同でメタンハイドレートの採掘実験をやることに合意したり(この件に関しては青山繁晴さんの解説も参考に)……。

 私は経済のことはよく分からなくて、TPPについては未だに賛成とも反対とも言えません。

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