「アンカー」東谷暁氏解説第2弾 TPP参加で日本に迫る知られざるリスク(1)
2011.10.21 Friday 02:53
くっくり
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岡安譲
「コメの自由化は拒否しているんですね、東谷さん」
東谷暁
「あの、このですね、数字もそれからその、お米の問題もですね、あの、そのままこう言われたことを、素直に受け止めていては、問題が分からないわけでありましてですね、まず1.99%の経済成長率ってのは、ちょっと高すぎるんじゃないかと。つまりすごい楽観的なですね、楽観的な予測に基づいた数字だと思いますね。えー、他の色々な試算は出ていますが、えー、上手く行ってもですね、せいぜい0.28%ぐらいじゃないかと、そういう試算も出ておりますし」
山本浩之
「ずいぶん違いますね(一同ざわ)」
東谷暁
「ええ、そうなんですね。それからちょっと考えてみますとですね、今、韓国は3%台の成長なんです。そこにいきなりですね、2%台の成長するっていう(笑)、つまり5%いきなり行くんだっていう、そういうことはあり得ないと思いますね。それで非常にその、逆に経済も混乱してしまうんではないかと。えー、ですからまあ、0.2%も正しいかどうかはともかくとしてですね、政府側が言っている1.99%っていうのは、やはりかなり楽観的であると。それからまあ、その、失業者も出てくるであろうと。それから他にもですね、色々、社会的な、それから変動とかですね、それから経済制度の変更を要求されるとか、そういう問題もありますので、必ずしもその、韓国にとってありがたいものだとは言えないと思います」
岡安譲
「うん。で、韓国経済にとってですね、実はこの米韓FTAというのが発効されたら、マイナス面も多く出てくるというんですね。で、大打撃を受ける分野があるというんですけれども、その打撃を受ける分野というのがこちらなんです」
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岡安譲
「農業以外に、『金融(保険)』と『医療』の分野だというんですが、東谷さん」
東谷暁
「はい。あの、この金融なんですが、日本でもそういうことありましたけれども、この米韓FTAを結んだことによってですね、何が始まるかというと、まずですね、郵政、あの、韓国の郵政てのがあるわけです。郵便ですね。郵便を中心にした組織ですが、ここの保険部門というのを切り離して、民営化するということが、もう約束されています。それからもう一つですね、それだけじゃないんですね、えー、あの、日本で言ったら共済ですね。えー、あの、協同組合組織で作っている保険部門ですが、こういうとこもですね、えー、みんなですね、その共済という形式をやめて、一般の保険会社になるように、あの、今度のFTAで決まってしまったと。これはですね、実は、こういうふうになるっていうふうには、あの、よく分からなかったわけですね。で、やってみたらこういうふうな結果になっていると。で、もちろんその、色々抵抗したとは思うんですが、あの、これで何が起こるかって言いますと、色々なその、地域にある、小さな金融機関ですね、それから小さなその、協同組合組織、そういうものがですね、経営が成り立たなくなっていくという可能性が非常に高いわけですね」
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